「亀田が足なんか使ったら余計勝てないよ」
大竹マネジャーの一言を解説します。
興毅選手が足を使う。
そんなスタイルで戦ったのはランダエダⅡ戦のみ。
ランダエダは自らと同じサウスポー。右リードパンチをヒットさせる事でペースを掴み、因縁の再戦を制した興毅選手。
「内藤君には、当たらないよ」
内藤選手はオーソドックススタイル。
興毅選手にとっては、チャンピオンの左手が邪魔である。右リードパンチでリズムは作れない。
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現暫定王者であるポンサクレックの王座を長年狙ってきたいきさつがある内藤選手は、サウスポーを苦手としないはず。サウスポーに有効な強い左フックがある。
興毅選手は右フックを決め手にしていない。これまでの決め手は、相手の右に対して体を左サイドにずらしての左カウンター。
動いてもリードパンチを当てられない。
興毅選手が左ストレートを突破口にするならば、内藤選手は戦略を立てやすくなる。動く挑戦者を無理して追う必要もないチャンピオン。
「ボクシング人生の集大成」
内藤選手の気持ち、キャリアが、挑戦者の言う「単なる通過点」を勘違いだと知らしめる。そのカギは左フック。
同じタイミングでパンチを打ったならば、内藤選手の威力が挑戦者のそれを上回るのは明白。亀田選手はカウンターに活路という事になるが、リードパンチが問題。
明日は、しっかり両選手の戦いぶり見させてもらいます。楽しみですね。好ファイトを期待!