トカちゃん・ハルク・坂田・ハワイ繋がり世界王者 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

25日。元世界王者3人が一同に集合。これはワイから来日されたMIZUNOさんご夫妻と、MIURA氏の歓迎会に顔をそろえたもの。ハワイキャンプ繫がりの3王者。渡嘉敷勝男氏の爆笑トークで宴は盛り上がる。



ファイティングポーズに、シャカサイン。

「渡嘉敷さん、ハワイしばらく来ないね。どうして?」

「それは、その~」

「行けないんだよなァ」(~~)

「エリック・モレル!」(~~)

「何言ってんですかァ。無実ですよ、無実」(~~)

「でもこわいんだよなァ」(~~)

「私たち、もう80よ。早く来て下さいね」

「そろそろ行きますよ。昔はあんなに行ってたのにねェ」(~~)


渡嘉敷会長。一人で宴会出来ます。(~~)

世界タイトル獲得のご褒美として初めてハワイキャンプを体験した渡嘉敷選手はハワイの虜になった。以来、世界王座を防衛するごとにハワイでバカンスを楽しむのが慣例となった。

「でもジッとしていられないからついつい走っちゃうんだよなァ」(~~)

「そうだよ、試合終わって何日もたってないのにハワイから練習再開って感じで」(~~)

協栄ジムとハワイキャンプは切っても切れない。初代チャンピオン海老原博幸選手も、「ハワイでトレーニングしてロスあたりで戦うのが最高」と語っておられる。



世界戦への備えはハワイキャンプだったシンデレラボーイ西城正三選手。ホノルルでノンタイトル戦のリングに上がった事もある。奥様もハワイ出身です。

 ペタしてね

続く具志堅用高選手もハワイは大のお気に入り。上原康恒選手はハワイでビュー。第2の故郷という感じですね。鬼塚勝也選手も試合前は約1ヶ月ハワイでのトレーニングに費やした。



鬼塚選手はビーチを走り、勇利アルバチャコフ選手はダイヤモンドヘッドへ登るのが大好きであった。



ハワイには先頃制定されたボクシングの日。後楽園球場特設リングの上にいた歴史の生き証人スタンレー・イトウ 先生がご健在である。

先代会長が逝去された後、名門の灯を消してなるものかと復活したハワイキャンプ。まだ先の見えなかった佐藤 修 選手、坂田健史選手は、ここで世界王者への土台が作られた。

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その他の若手選手もメンバーを変え多数が参加している。だが、その中には散歩してるおじいちゃん、おばあちゃんに追い抜かれてしまう輩も出てくる。

「ウソじゃないよ、ホントに追い越されちゃうんだから。なァ、松崎」(~~)

「エッ、アッ~、頑張ります」(~~)

「いいよもう来なくて」(~~)

坂田健史選手もWBA世界フライ級王者デンカオセーン・カウィチット(タイ)への挑戦が正式に決まったならば、この常夏の島で鍛える事になるだろう。誕生したばかりに長女”夕空”(ゆら)チャンにあえないのは寂しいが、ここは我慢の坂田選手ですね。(~~)



ハワイキャンプ初期の頃。

佐藤 修 、坂田健史の両選手は世界王者になり、移籍はしたが佐々木基樹選手も世界挑戦を果たした。費用はジム負担のキャンプ。走って食べる。大きな先行投資が選手育成の土台になっていることは間違いない。これも伝統である。

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