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ホノルル・カカアコジム に飾られるビロリアのポートレート。
ハワイで世界タイトルマッチが開催されるのはいつ以来だろうか。ホノルルNBCでは数々の名勝負が演じられて来た。日本人初の世界チャンピオン白井義男選手が、正式に世界挑戦のチャンスを掴んだのもここハワイのリング。
昭和26年(1951年)5月21日、東京で世界フライ級王者ダド・マリノ(米)とノンタイトル10回戦を戦った日本同級王者白井選手は大善戦。惜しくも1-2の判定で敗れた。ジャッジのスコアは100-92、98-96、91-93。
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左からイトウ先生、王者マリノ、イチノセ氏。
「日本フライ級王者白井義男は世界ランキングに登用される実力を持っている」
マリノのマネジャーサム・イチノセ氏はNBAに、そう打電した。11月1日マリノは、テリー・アレン(英)をホノルルに向かえ初防衛戦に挑む。白井選手のマネジャーカーン博士は、この試合を観戦する為、白井選手を連れホノルルに飛ぶ。
既に35歳のマリノだったが、左フックの強打がさえ判定でアレンを破り初防衛に成功。イチノセ氏の腹は決まっていた。次の挑戦者は白井。推薦で世界ランキングには入るだろう。だが、当時の挑戦資格はランキング上位3人のみ。他には挑戦資格がない。そんな心配をよそに、急遽、マリノvs白井のノンタイトル戦が組まれる。
12月4日、白井選手は見事にマリノを破る。それも6度のダウンを奪った末の7回TKO勝利。この勝利が認められ、いきなり初登場で世界1位にランキングされた白井選手は、翌年念願の世界王座を獲得することになる。
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晩年のイチノセ氏を囲んで。
ダド・マリノ以来の世界王者がイチノセ氏の手によって生まれるのは1972年4月25日。サウスポーの強打者ベン・ビラフロア(比)は、1年前初めてハワイのリングに登場。以後、イチノセ氏の手によってマッチメークされ13連勝(11KO)。世界上位へ進出していた。
小林 弘 (中村)選手から王座を奪い、岩田健二(金子)選手を破り初防衛に成功していたアルフレッド・マルカノ(ベネズエラ)をハワイに呼ぶ事に成功したイチノセ氏。大勢の兄弟を食わすために14歳からプロのリングに上がったビラフロアは、19歳にして世界チャンピオンの座を掴んだ。普段滅多に笑わない、”サッド”の愛称を持つイチノセ氏も、この夜ばかりは笑った。
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カカアコジム に飾られるビラフロアのポートレート。
ハワイでビラフロアの王座を攻略したのが柴田国明(ヨネクラ)選手。スリリングな打撃戦を制しての2階級制覇達成。敵地でありながら文句のない判定勝ちであった。しかし、リターンマッチではすれ違い様、ベンの強打一閃。劇的な王座帰り咲きを許してしまった。
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★元世界ミドル級チャンピオン 竹原慎二 サウナスーツ館 ★BOXING MASTER SHOP
内緒で契約金一千万円貰っていた、元祖”沖縄の星”上原康恒(協栄)選手はスタンレー・イトウ先生の下へ預けられ、72年11月ハワイでデビュー。だが、プロ12戦目、想い出の地でのビラフロア挑戦はあっけない2回KO負け。世界王座を獲得するのは、悪夢から6年の時間を費やした80年の事。
17歳でアマ・ハワイ・チャンピオンになったエディ・タウンゼント選手もイチノセ氏にスカウトされている。シューズをプレゼントされたり、贅沢なステーキをご馳走になったり。「イチノセさん、いい人ねェ」
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門田新一選手。
鈴木石松選手に東洋ライト級王座を追われ、海外修行へ出た”生涯挑戦”門田新一(三迫)選手がチャンスを掴んだのもハワイのリング。73年7月31日前WBC世界ライト級王者チャンゴ・カルモナ(メキシコ)を7回KO。堂々と凱旋帰国した門田選手の帰国第一戦は、ゴールデンタイムで全国放映。静岡でも放映があったほどです。
門田選手と気があったバズソー山辺選手もイチノセ氏の手により、世界のチャンスを掴んでいった。アルフレッド・エスカレラ(プエルトリコ)挑戦時にはイトウ先生がトレーナーを務めている。
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ハワイ・イトウ先生宅には大勢の日本人選手が合宿した。
数々の名勝負を生んだNBC。いい会場です。アラモアナとダウンタウンの中ほどに位置します。
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有名無名。夢を乗せて、あるいは失意からの再起。様々な想いを胸に、激戦が繰り広げられた思い出の試合会場。
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強打のサウスポー三船 豪 (草加有沢)選手。
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三船選手がお世話になったという豊島政直(SB川口)選手は、ハワイでも人気者。ロス遠征では、後の世界王者ダニー・ロペスとダウンの応酬、後一歩まで追い詰めた。
「真っ黒に日焼けしてさァ、ダッキングして左フック振るのカッコ良かったなァ」
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ガッツ石松(ヨネクラ)選手も戦った。
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亀田昭雄(協栄)選手もデビューはハワイ。
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ハワイでビラフロアと戦った岩田健二(金子)選手。その師匠”東洋無敵”の金子繁治(笹崎)選手もハワイで戦っている。
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「アイツのパンチは半端じゃないよ」と、大竹マネキャーが言う恐怖の黒人パンチャー、アブドル・ベイ(センターS・米)もハワイリングで戦った。
ハワイ・ワイパフで育った人気王者ビロリアの世界タイトルマッチが、ハワイプロボクシング界復興の起爆剤となってくれる事を願います。
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