３月４日の試合を世界王座挑戦の前哨戦として位置付ける興毅選手陣営は、２月１３日、６月上旬に有明コロシアムでデンカオセーン挑戦を契約書付きで発表。１２日、王者と二ワット・マネジャーは、翌１４日の升田貴久（三迫）選手との正式契約、世界戦発表の為日本を訪れていた。
デンカオセーンのマネージメント問題が大きく報道されたが、亀田ジム側が提示した契約書とされる文面は、王者のサインも入っておらず、何の効力を持たない事が判明。
王者の二人のマネジャー。ギャラクシージム会長ニワット・ラオスワンワット氏と、ナリス・シンワンチャー氏の不仲が表面化。デンカオセーンは、ナリス氏との決別を宣言。
左、タイの宮沢喜一ナリス氏。右、お岩さんこと二ワット氏。
三迫会長は、金平会長が一連の亀田ジム側の動きを知っていたものと誤解され、気分を害されたようだ。しかし、これは大きな誤解。王者＆二ワット氏は、正式に日本でのプロモート権を協栄ジムに委ねるとコメントした事で証明された。今週、藤本りえ選手の世界戦の為、金平会長はタイ入りする。話はそこで煮詰められる。
ここまでの動きはザッとこのような形だが、興毅選手が次期指名挑戦権を得た事で事態は大きく変わった。
「興毅君は逃げられなくなりましたね」(金平会長）
興毅ドタバタ劇新展開…デンカオセーンとの対戦実現か （ MSN スポーツ）
ＷＢＣ王者内藤大助（宮田）選手挑戦への挑戦はオプション契約が壁となり破談。後一歩。「上手にまとめられる人がいたら」と、ＴＢＳ関係者も残念がったという。
勝てばオプション契約無し。挑戦者にとってこれほど有利な条件はない。協栄ジムの元ＷＢＡ世界Ｓフェザー級王者上原康恒選手は、指名戦で王者サムエル・セラノ（プエルトリコ）をＫＯ。世界王座を強奪。初防衛戦から４４００万円のファイトマネーを稼いだ。リマッチではセラノが逆に指名挑戦者として日本へ来たが、それは法外な条件を押し付けた。
「あいつらギャングだ！」(~~)
デトロイトの右一発は１億円。
鬼塚勝也（協栄）選手は、カオサイ・ギャラクシー（タイ）引退の後を受けて、ＷＢＡ世界Ｓフライ級王座決定戦出場が決まる。タイに行く事も覚悟の上であったが、「お陰さまで日本に持ってくる事が出来ました」と金平正紀会長。鬼塚選手もオプション無しで稼いだ。
亀田ジム側は、タイでコミッション立会いの下二ワット氏とシンワンチャー氏が話し合い、シンワンチャー氏が正式マネジャーと認められた（デイリースポーツ）と発表したが、実際は決裂。「二ワットを訴える」（シンワンチャー氏）
シンワンチャー氏は亀田サイドと覚書を交わしたことを、王者にも二ワット氏にも伝えていなかった。亀田側はオプション契約も含め好条件を提示したものと思う。王者、二ワット氏、シンワンチャー氏の３人が、その取り分で妥協しあえば６月亀田戦へ向け可能性もあるように思う。
しかし、王者がシンワンチャー氏に持つ感情的しこりは大きい。
「スポーツドリンク１本、飲ませてもらった事がない」
感激の王座奪取の大晦日。シンワンチャー氏は祝勝会も開かず、元旦も朝から食事無しで広島を後にしたというデンカオセーン。（プロモーターからは食費が支給されている）
「あいつとは絶対に仕事をしない！」
かくて、王者の絶縁宣言とあいなったわけである。
タイ陣営には早急に仕切り直しが求められる。複数のマネジャーがいるケースは多々あるが、王者の意思は強く反映されるだろう。シンワンチャー氏の取り分は発生するがボクシング・、ビジネスはこれまで通り二ワット氏でまとまるのではないか。
こうなると、６月オプション契約付きで挑戦を受けた方がよい王者陣営と、９月指名試合オプション無しで挑戦したほうがいい挑戦者陣営という構図になる。そして、入札で条件総額が上がった法がいいかＷＢＡ。(~~)
いずれにしても、金平会長のタイ遠征。結果が楽しみですね。(~~)
毎日の”励み”に、応援よろしくお願い致します→ 
【TOP】
【目次】
★ミニグローブをご予約いただいている皆様。入荷が遅れ大変ご迷惑をおかけしております。今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。ＰＣトラブルに伴い一部データが喪失、回復不可能状態となってしまいました。
★早い時期にご予約頂きました皆様、すでにお振込み頂いております皆様、お手数をおかけいたしますが、今一度こちちらから詳細を
お知らせ下さいますよう重ねてお願い申し上げます。
【ミニグローブキーリングス ６．３cm・予約受付中！】各色３０個限定。＠４００円＋送料。
【ミニグローブ左右ペア ８．９cm・予約受付中！】各色３０個限定。@８５０円＋送料。
★ボクシングの知りたい事、悩み等、あなたの？にお答えする。【BOXING MASTER 無料相談室】