トレーナーとして協栄ジム在籍19年。現在は世界ランク3位まで上昇して来たサーシャ・バクティン(沖縄Wリング)選手を指導する他、WBA世界ヘビー級王者二コライ・ワルーエフ(ロシア)のコーチも務める。

「ジミンさん、たくさん勉強させてもらってありがとうございます」
「たくさんいろんな国、行きましたねェ。タイ、豪州、南アフリカ、ニューヨーク、・・・」
勇利、ナザロフらと一緒に海外世界戦を戦って来た大竹マネジャーも、旧ソ連ナショナルチームコーチから多くを学んでいた。
「ジミンさんに勉強させてもらった事は大きいよ。大事な人だよ」
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「キャンプでもジミンさんは、朝早く起こさないんだよ。ゆっくり起きる方が体にいいって。食事したら必ず散歩」
常に、「考える一番」、「考えないダメ」と、ボクサーを評価していたジミンさん。
「今まで指導して来た中で誰が一番強いと思いますか」
「ヤノフスキー!」

左からナザロフ、デュラン、ヤノフスキー。
自ら代表コーチを務めた88年のソウルオリンピックで金メダルを獲得。来日したペレストロイカ軍団のボスであったスラフ・ヤノフスキー。軽々と日本王座に就いたが、世界挑戦のチャンスに恵まれず協栄ジムを離れていった。
「ヤノフスキー一番ホント!動く動く、相手、どこいるわからない。頭いい一番」
日本のリングで、クリーンヒット貰った事あっただろうかヤノフスキー。リック吉村(石川)選手さえも完封した実力者。「チャべス。ノープロブレム」と言葉を続けるジミンさん。大竹マネジャーも、「わからないよ。やらせたかったなァ」と残念がる。交渉は後一歩まで進んでいたのである。
試合翌日も練習していたヤノフスキー。「ボクサーの体は胃袋と一緒。休ませたらいけない」のだそうだ。今はコーチとして活躍。有望選手を抱えているという。

期待されたヤコブレフだったが・・・。
マイク・タイソン(米)の挑戦者として大いに期待されたワールドカップ世界ヘビー級王者スラフ・ヤコブレフ。なぜプロでダメだったのかを聞いてみた。
「トラブル一杯。気持ちボクシングない。難しい・・・」
超大型ヤコブレフのスパーリングパートナーは、当時協栄ジムに同居していた沖ジムの竹原慎二選手が務めていた。竹原選手も、ここで大きな勉強をした事は間違いない。今でもジミンさんには、最大の敬意を表する竹原会長である。

ジミンコーチとペレスロイカ軍団&メキシコ軍団。
「金平グッド。エネルギーある。ベリー、インテリジェンス。頭いい」
協栄ジム先代金平正紀会長の思い出を語るジミンさん。「ジミンさん、何か困っていないか」と言っては、いろんな気遣いをしてくれたそうだ。「ハートある、やさしいホント!」
1948年7月5日生まれ、今年61歳になるジミンさん。心がいい人です。大好きな沖縄でサーシャ選手が世界王者になる事を期待します。
「長い間、本当にありがとうございました」
毎日の”励み”に、応援よろしくお願い致します→
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