昨日、全ての練習メニューを終えたWBA世界フライ級チャンピオン坂田健史(協栄)選手は、大竹マネジャーと共に、いよいよ決戦の地広島入りします。V4戦以後、予定された練習メニューを一度も休む事無くこなして来た坂田選手。
故郷広島での防衛戦、一度引き分けているデンカオセーン・シンワンチャー(タイ)が相手とあって、気合の入りは申し分ない。
得意のボディ打ちにもさらに磨きがかかった。
思えば1年前の初戦は、当時ジムメイトだった亀田大毅(亀田)選手反則問題の余波をモロに受けた。危うく消滅しかかったV2戦。そんな中、”協栄ジム”の名誉挽回を誓い、防衛戦に望んだチャンピオン。
「協栄ジムが批判されるのは我慢出来なかった」
デンカオセーンとの引分け以後、大竹マネジャーの頭は次なる指名戦に向けられていた。亀田興毅(亀田)選手か、デンカオセーンか。この一年間、その為の練習をして来た。
初回のダウン。「やってくれるねェ~」に始まり、終盤戦を前に、「こんなんで負けたら損しちゃうよ!」で、ようやくエンジンがかかった前戦。減点もあり2ポイント程勝ったかなというのが、正直な感想。
格闘技慣れ、戦い慣れしているデンカオセーンは強い。
しかし、「強いからこそ、戦いがいがある」というのが、坂田選手の考え方。そんな気持ちでこなして来た練習の成果は、確かな手応えあります。
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大竹マネジャーをして、「受けている方が嫌になる」(~~)坂田選手のミット打ち。OPBF王者大久保選手ではないが、ジムへ向うのが憂鬱な日もありました。(~~)3回までが長い。4回、「よし、後半分。何とか持ちそうだ」心の中でつぶやく。(~~)受け手の休む間が、全くないのであります。(~~)
「最後の方になると元気になるんだよなァ、坂田。不思議だろ」(~~)
ミットは穴が開いてしまいました。(~~)
不思議です。(~~)ラスト2回は、出だしから元気になる。最終ラウンドは言うまでもない。こっちも必死だが、チャンピオンももの凄い形相で打って来る。練習は、余裕を持って終わらない。吐く息は大きく荒い。全て出し尽くす。こちらも、「あ~終わったか」というのが、正直な感想。脱力感が一気に襲う。(~~)
それはそれは、嫌になるほどの基本の繰り返しでありました。そして、その成果を試合でお見せする事が出来ると確信しています。
「中に入らせないようにしたい」は、挑戦者陣営のコメント。ここが勝負のカギになるでしょう。
大晦日。たくさんの方々が広島まで応援に駆けつけくれる。OB、練習生、ブログで知り合ったボクシングファンの皆様。ハワイキャンプ定例参加のスーパーサラリーマン氏も日帰り応援、嬉しい限りです
遠く広島まで応援に来てくださる皆様、ありがとうございます。坂田選手らしい戦い方、期待してください。大晦日、ファンの皆様のご期待にそえる様な戦いをお見せします。
「練習は嘘をつかない」
ご声援、よろしくお願い申し上げます。
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