「しょうがないですよ。気にしないでください」(~~)
仕切りなおしの一戦は6月に予定されています。
ダオチャイ・シッスーイは昨年10月、日本フェザー級1位澤永真佐樹(赤城)選手を相手に10ラウンド判定まで粘った長身選手。この日は56キロの契約ウェートだったが、明らかに一回り体は大きいタイ人。アマ80戦60勝のキャリアがあるという。
強敵との対戦が急遽外国人相手に変更。気を緩めるなといっても、知らず知らず緩んでしまうのは自然だろう。こんな時、大ドンデン返しがある。

第1ラウンド。なんともないように見えたダオチャイの左フック。瀬藤選手の動きが変だ。チョッと効いたなこりゃ。シーンとしていた場内が瀬藤選手の思わぬ足取りにざわめく。
必死にごまかす瀬藤選手。ここらがキャリアだ。しかし、一瞬、名護vsトーンジャルン戦が頭をよぎったのも事実。豊富な練習量ですぐに回復。やりにくそうな印象を残して第1ラウンド終了。
「もっと丁寧に攻めなくちゃ」
コーナーへ帰った瀬藤選手へヒルマ先生の指示が飛ぶ。
ロープを背にうまく戦うダオチャイ。来ると思えば思いっきりロープへ寄りかかる。だが、鋭いジャブが当たる。ボディは明らかに嫌がっている。
「ジャブ当てて腹強くいけ。腹で倒せって事じゃないんだよ、下打ったらもっと上が当たるんだから」
3回開始前。大竹マネジャーの指示にうなずく瀬藤選手。タイ選手は明らかに戦力ダウンの様子。しかし、いきなり上はカウンターが待っている。
「もうそろそろ行かないと、お客さん帰っちゃうよ瀬藤」
4回、長身のハンサム男はジャブで鼻を叩かれたのに加え、ボディで弱って来た。右を被弾した後、ワンテンポ送れてマットにひざを付いたタイ人にカウントが入る。
「丁寧に攻めるの忘れるなよ」
「もういいよ丁寧なんて。もう弱ってんだから一気にいって来い瀬藤」(~~)
ヒルマ先生。最近の口癖だ。「丁寧に」(~~)
「時によりけりだよ」(~~)
5回、一気に出た瀬藤選手。右を打ち込まれたタイ選手は半ば戦意喪失。テンカウントを聞いた。ヒルマ先生の顔をニヤッと見やる大竹マネジャー。罰が悪そうなヒルマ先生。いつもの事だが。(~~)
これで16連勝。1階級上の1位が倒せなかった選手をKOしたんですから、これはこれでよし。6月、木村選手との仕切り直しで燃えてほしい。やはり対戦相手あってのボクシングです。
セミでは加治木了太選手が、吉川守人(京浜川崎)選手に8回判定勝ち。2-0は意外なような気もしたが、この試合は吉川選手の頑張りが素晴らしかった。よく練習していますね。消耗戦になったら確実に頑張りきるハートの持ち主です。
加治木選手にとっては、何かと勉強になる展開でした。いいキャリアを積めたと思います。今後の練習で活かしてほしいですね。

いかつい風貌に似合わず、素直でやさしい加治木選手。最近は逃げる事も覚えた。(~~)
「なんやわからんけど、おっさんに声掛けられまして・・・。まずい思うて、走って逃げました」(~~)
「生まれてから、逃げたん、初めでですわ」(~~)

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もう一つの8回戦は、鎧塚真也(協栄)vs長崎大之(F・I)の一戦。この両者は06年12月、6回戦で引き分けている。
立ち上がり優勢は長崎選手。しかし2回、左フック一発でダウンを奪った鎧塚選手。効いていたが、仕留めきれずゴングに逃げ込まれる。以後も中盤戦も一進一退の打ち合いが続いたが、手数の長崎、威力の鎧塚の展開。
判定は77-76、78-75(2者)で鎧塚選手の判定勝ち。ダウンがものをいいましたが、強打を活かす為には、今後、工夫が必要ですね。反省仕切りの鎧塚選手でした。
WBA世界フライ級チャンピオン坂田健史(協栄)選手は、本日からハワイキャンプへ出発します。同行は白石豊土選手。ハワイリポートお楽しみに。(~~)
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