「”子猫の涙”って何なの?」
「あれは森岡さんの映画ですよ」
1968年メキシコオリンピックで、バンタム級銅メダルを獲得した森岡栄治(近大)選手。以来40年、日本選手は表彰台に上がっていない。
【映画 子猫の涙・オフィシャルサイト】
プロ入りするも3戦目から片目で戦った森岡選手は、わずか10戦のキャリアで引退。網膜はく離を隠してのファイトだった。
「スタンレーさんの為やったら、なんでもしまっせ」
お元気な頃、お言葉を頂いた。
東京オリンピックを前に高校生で森岡選手はハワイへ遠征している。昭和30年代後半、”憧れのハワイ”は遠い庶民の夢。昭和40年、平均的なハワイツアーの価格は30~35万円。サラリーマンの一ヶ月の所得が、およそ3万円の時代であった。
イトウ先生のアルバムに、”MORIOKA”とある。昼食であろうか、手前右がプレートランチに挑む森岡選手。
”子猫の涙・一人のボクサーと娘の物語”。文庫本を発見、一気に読みきる。
「わたしの父はアホでスケベなエロオヤジです」(~~)
「仕事もせず、パワーを夜のクラブ活動に向けました」(~~)
感想は、オモロイの一言。電車の中で笑いをこらえるのが大変。こらえられない方も多いのでは・・・。(~~)
子猫の涙~ひとりのボクサーと娘の物語 (竹書房文庫―TA-KE SHOBO ENTERTAINMENT BOOKS (DR-205))/森岡利行
¥650 Amazon.co.jp
- エディ・タウンゼント氏とのエピソードも面白い。
「なにがナイスやねん。そればっかりや・・・」
エディさんは、寝食を共にして最年少世界王者井岡弘樹(グリーンツダ)選手を育て上げた。
しかし、初防衛戦を前に癌に蝕まれたその体は、もうミットを持つ事が出来ない。後任のトレーナーに指名されたのは森岡氏。むずかしいポジションンであると思う。
執念で大阪入りし、世界戦の控え室までやって来たタウンゼント氏であるが、愛弟子がリングに入場する頃、意識が薄れる。
エディさんの変わりのチーフ・セコンドは森岡氏。
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「殺すつもりで打て!死んでも勝てッ!」
最終回劇的なKOで初防衛に成功した井岡選手。病院に直行しタウンゼント氏に勝利の報告をした井岡選手。既に意識のないエディさんが反応したという。
森岡氏もきっとホッとしたに違いない。 【森岡ボクシングジム】
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