「・・・。・・・。・・・。」
空気の冷たさに気が付いた。
「お前、言えよ~」
「・・・、5.・・・、5.7キロです」
「何だお前、宴会やっちゃたの~」(~~)
「コイツ、我慢出来ないんですよ」
今日まで2勝1敗2分のサムライ 綾 (協栄)選手は、この日51.5キロ契約の4回戦に出場した。5.7キロとは、試合前の当日計量で増量された数字である。後から来た大竹マネジャーもビックリ。一瞬顔色を変えた。(~~)
「お前、ホントかよ」
「いくら飲んだり、喰ったりしたって、1日でそんなに増えないだろう」(~~)
「なんかバスケスみたいだなァ」(~~)
「マネしてんのかサムライ」(~~)
「俺は1日で20ポンド体重が増えるんだ」
パリでも豪語していたバスケス。増量されたパンチ力はこのクラスでもピカ一だと思う。KOなしだが試合前のサムライには、こう言う他ない。

バスケスとは、坂田健史選手と2度戦ったあのロベルト・バスケス(パナマ)の事である。、いかにもパンチがありそうな体付きですね。
体は重そうだが、パンチも重そうだったこの日のサムライ。船橋ドラゴンジムの後藤慎司選手を見事に2回でストップしてみせた。スカイA女性インタビュアーの質問に得意げに答えるサムライ選手。
「新人王獲ります」
「あんな事言ってるよ、新井先生」(~~)
「お前、そんなことよりクラスど~すんだよ~」(~~)
選択肢が広いサムライ選手。明日はさらに重たくなっているんでしょう。(~~)
この日、同じ控え室には岐阜から岐阜ヨコゼキジムの横関会長が自ら選手を引率されて来ていた。「読んでます」と言われ、まったくもってうれしい。(~~)
「児玉の事、よく書いてくれてありがとうございます」
「いえ、いえホントの事ですから」
試合後の坂田選手の言葉は印象に強い。
「あれもらったら、シャレにならないですよ」(~~)
2勝1敗1分の前川 学 (岐阜ヨコゼキ)選手は4回戦に出場。対戦相手の渡辺卓也(青木)選手は4戦4勝である。
「偉いね。こういうのにも出てくるから選手作れるんだよ」
【岐阜ヨコゼキボクシングジム】
かつて、1勝5敗の選手を地方のリングに出した事がある。地元期待の星は4勝(4KO)1敗の戦績。舐めて来るであろう心と、カッコつけなきゃいけない立場に付け込む以外勝ち目はない。
試合はまんまとそんな展開になり最終回KO勝ち。この選手のKO勝利はこの日だけであったが・・・。
坂田選手と戦った児玉卓郎選手も、敵地九州のリングでランカーを倒し、堂々のランク入りを果たしている。チャンスがあればどこへでも行く。ホームタウンばかりで戦っていては、選手もセコンドも経験がつめない。
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「俺なんか、韓国日帰りだよ」(~~)
ビック・マネジャー。いろんな経験、ありますねェ。(~~)
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