坂田＆大竹コンビ・V2はいつでも誰とでも！

今週の協栄ジムには、輪島ジム、国際ジム、そして御大・山本会長に引率されシャイアン山本ジムの小山田彰利選手らが道場破りにやって来ている。

小山田選手は、９月３日に本フライ級１２位原口清一(草加有沢)選手との初のランカー対決に挑む。

【上井草から世界へ！シャイアン山本ボクシングジム】

｢シャイアン、坂田狙ってるんじゃないのォ～｣(~~)

｢坂田、狙われてるぞ｣(~~)

｢バカな事言わないでよ～｣(~~)

灼熱の２階道場で坂田選手とあれだけやれれば、スタミナも十分。昨年よりも明らかに強くなっている。今度の試合に賭ける気持ちは、十分に伝わってくる小山田選手。

｢勝って大祝勝会だねェ～｣(~~)

｢呼んでよシャイアン、水くさい事言わないでさァ～｣(~~)

いい結果が出るといいですねェ。声が掛かるの待ってます。(~~)

昨日は、坂田健史選手からハワイでの結婚式出席のお礼状と共に、立派な梨が届いた。

｢でかいねェ～｣(~~)

便箋２枚に渡る手書きの文章は漢字も多く、書くのは大変そうだ。(~~)

チケットを買って頂き試合を見に来てくださった方々には、昔から手書きのお礼状を出していると聞く坂田選手。

｢間違えないで書くの大変だったろう｣(~~)

”５かいきゅうせいは”(~~)

ジム入門書にその夢を全部ひらがなで書いた某現役選手がいるが、チャンプ坂田選手はそんな事はない。(~~)

｢それにしてもでかい梨だねェ。ありがとうね｣(~~)

｢稲城は梨の産地なんです｣

それは知らなんだ。てっきり山梨ばっかりだと思い込んでいた。

｢美味しいですよ～｣(~~)

我が家は７人家族。５人の子供のうち４人が男子。生存競争は激しい。美味しいものは、すぐになくなる。だが、ダンボール一箱は食べでがありそう。チャンプは、よく贈り物に使うそうです。(~~)

４人目の男の子は、坂田選手と同じ１月２９日が誕生日。４人目ともなると、名前考えるのも頭が痛い。思いついたのが二人の名前。(~~)

坂田健史＆大竹重幸。このコンビから一字ずつ頂戴し、”健幸（たけゆき）”と名付けた。０１年、日本王者になる前の事である。

｢光栄です｣

真面目な顔で感想を言ってくれた全日本新人王も、世界王者になった。

写真は世界チャンピオンベルトと共に、名前の由来である二人との記念撮影。彼にとっては、ある意味ご先祖様との宝物。(~~)

夫人から、｢タケちゃん｣と呼ばれたチャンプに愚息が一言。

｢お兄ちゃんもタケちゃんて言うの、おんなじだねェ。僕のまねしたの｣

｢エッ、アッ、そうだな｣(~~)

子供は怖い。(~~)

さて、噂の亀田大毅選手との対戦がなくなった坂田選手、相変わらず暑い２階道場で地味な練習を繰り返している。

決まりかけた試合が流れた今は、気が散る時でもある。スパーリングは、左右どちらでもお構いなし、実戦での動きを訓練されている。

｢空振りするな！」

｢くっつくな。距離取って。ジャブ打った方がいいよ～｣

バスケス戦の勝利にも安心した所はない。気になる次の対戦相手は、あらゆることを想定している。

｢どこでも、誰だっていいよ、坂田は負けないよ｣