WBC世界フライ級王者ポンサクレック・ウォンジョンカム（タイ）の１７度目の防衛戦は、噂されていた元WBC世界L・フライ級王者崔 堯森（韓国）ではなく日本人相手に変更、されたらしい。
【ポンサクＶ１７戦相手は日本人（スポニチ）】
この試合の後は、６月内藤大介（宮田）選手の挑戦を受ける予定だというポンサクレック。負けることなどひとつも考えていない。
挑戦者戎岡淳一（明石）選手は、今年１月１３日元OPBF王者山口真吾（渡嘉敷）選手に大差の判定で敗れ、L・フライ級世界ランクを１４位から２７位まで大きく落としたばかり。
試合をする以上チャンスではあるが、ちと荷が重いか。試合までの期間が短く、敵地タイでの挑戦、強い王者ときては、挑戦者のなり手がいないのかも知れない。
負けても世界挑戦。既に契約済み、ピンチヒッター、挑戦者のなり手がいない、プロモーターの意向等。理由は色々考えられます。
最近では、中広大吾（広島三栄）選手が、日本タイトル挑戦失敗（０６年２月１３日）後、すぐにポンサクレックに挑戦（０６年５月１日）しています。
前哨戦を落とし、そのまま世界戦を行なった例、最近ではあまり聞かなくなりましたが、国内でも海外でもそんな例はあります。あの名王者もです。
【ランキング？負けても世界挑戦！】
２連敗でWBC世界バンタム級王座に挑戦した沼田選手ですが、本番では足を使って大健闘。判定は、メキシコ人ジャッジは僅か差で１ポイント王者、手崎副審は３ポイントチャンピオン。米国人主審は、６ポイント差でチャンピオンの勝ちでした。
そして王者ロドルフォ・マルチネス（メキシコ）は、半年後あのカルロス・サラテに王座を明け渡す事になる。
王者陣営の自然な気の緩みが、アップセットを作り出す原因となるが、地力の差がある以上そうそうはない。
沼田選手には速いフットワークがあったが、それだけでは勝てなかった。だがクエバスには、破格のKOパンチがあり王者エスパーダのアゴを砕いた。自信を付けたクエバスは大変身。（写真）歴史の名を残す強いチャンピオンになった。
昨日発売の、”ボクシング・ワールド３月号”。坂田健史（協栄）選手の挑戦を受ける世界王者パーラのコメントが興味深い。パーラも気合入ってます。
ブランクに付いては、「あれだけ長くボクシングやって来てる選手には関係ない」（大竹マネジャー）と、楽なパーラは想像していない。
さらに進化を遂げている坂田選手にご期待下さい。
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「挑戦者としてリングに上がるのはこれが最後です」ハワイキャンプから帰った坂田選手、好調、気合十分です。ご期待下さい。
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