長らくリングを離れている元に本バンタム級王者サーシャ・バクティン選手が、今月下旬日本に帰ってきます。協栄ジムで練習するようです。今後のリング活動がどういう方向でなされるのかはわかりませんが、ジミンさんはうれしそうでした。
「サーシャ、カムバック、グッド！」(~~)どんなコンデションで帰ってくるのか、「シンパイネ」サーシャが住んでいる所、もう寒くて凄いらしいです。(~~)思えば亀田選手が協栄ジムに始めてやってきたのは、サーシャ選手とのスパーリング。
さすがにサーシャ、まともにはもらわなないけれど亀田選手のパンチもヒットしていた。かなりてこずらせた印象があります。何せ普段のスパーでは誰もかすらせないサーシャ選手です。風貌に似合わず負けん気も強い。早く試合できたらいいですね。
昨日は高山勝成（グリーンツダ）選手が、カルロス・メーロ（パナマ）を圧倒。９回負傷判定勝ちでＷＢＡ世界ミニマム級暫定王座を獲得、来春行なわれる予定の新井田 豊 （横浜光）選手との王座統一戦が楽しみです。
【高山が完勝で王座返り咲き／ボクシング（日刊スポーツ）】
予想は、前ＷＢＣ王者である高山選手が有利でしたね。私の予想も高山選手でした。おめでとうございます。
さて、協栄ジム６人目の世界王者は”スパンキーＫ”鬼塚勝也選手。１９度防衛のロングラン王者カオサイ・ギャラクシーの王座返上、引退後のＷＢＡ世界Ｓ・フライ級王座を９２年４月、タイの２位タノムサク・シスボベーと争いました。
世界１位鬼塚選手の指名戦を、「タイでやってもいいし、カオサイだってかまわない。早くやろう」絶妙の交渉術でタイ側と交渉したのは、協栄ジム先代金平正紀会長。「結果的に日本でやれることになって満足」
”ワールド・ボクシング”９２年４月号表紙には、「鬼塚は勝てる！」とズバリ出ています。「スピードを生かしたヒット・アンド・ウェイ戦法」がその条件。鬼塚選手は、「どんなカッコ悪い勝ち方でも勝つ」と鬼塚選手らしいコメント。
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続いては９２年６月勇利・アルバチャコフ選手が、ＷＢＣ世界フライ級王者ムアンチャイ、キティカセム（タイ）に挑戦。ペレストロイカ軍団初の世界タイトル挑戦者だった。
ムアンチャイは、タイ人初の２階級制覇を成し遂げている。６戦目でＬ・フライ級王座を獲得、唯一の敗戦はあのマイケル・カルバハル（米）に敗れたもの。同国人ソット・チタラダからフライ級王座を奪っていた。
予想は、勇利選手が強引にいかなければという条件が付いて、仕上がり次第。まあ、互角でしょうか。映画俳優ミッキー・ロークの”ネコなでパンチ”と一緒の興行だった。このローク、お金がかかった割にはロークでチケットは売れず困った。(~~)勇利選手の好試合だけが救いだった。
オルズべック・ナザロフ選手は、９３年１０月３０日敵地南アフリカでディンガン・トベラの持つＷＢＡ世界ライト級王座に挑戦した。トベラは負けないボクシングをする選手、しかしナザロフ選手にはＫＯ奪取の期待もあったし、戦法次第となっているが、南アフリカではやはり不利。
佐藤 修 選手、０２年５月１８日ヨーダムロン・シンワンチャー（タイ）の持つＷＢＡ世界Ｓ・バンタム級王座に挑戦。この年２月、ＷＢＣ王者ウィリー・ホーリン（米）と分のいい引き分けを演じている。
ヨーダムロンは１分をはさみ無敗の２７連勝中。ホーリン再戦が時間がかかるために急遽ターゲットが変えられた。予想は、期待はあるもののやはりチャンピオン有利。
亀田興毅選手、「これほど有利な予想でリングに上がった挑戦者もいない」とまで評価されていたのは、皆さんご存知の通り。(~~)
評価ってなんだろう。それは昨日までのものであり、他人がくだしたものに過ぎない。試合は評価とするものではない。目の前の敵をやっつける事に集中出来たものだけが、王座を奪っている。
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