なぜウーバーイーツ配達員の収入が減ったのか?
梅雨の最中の定番フレーズですが、最近本当によく降りますね~
こんにちは。田村真二です。
本日発売の週刊東洋経済をパラパラページを開いてみたところ・・・いよいよ雇用崩壊が本格化し始めたか、と。
特集記事には、コロナ禍が直撃した異次元の「コロナ切り」の数々の事例が記載されています。
フィットネス業界でも最大手、コナミスポーツでインストラクターとして働く40代の女性の話が記載されていますが(以前ネットニュースに掲載された内容)、会社側の対応に憤りを感じたのは本人だけではないと思います。
意外に思う人もいるかもしれませんが、記事によればウーバーイーツ配達員の収入が減っているとのこと。
配達員の中には、「5月以降、収入が3分の1に減った」(40代男性の配達員)人もいます。
3月の時点では、午前8時から翌日の午前1時まで配送の案件が舞い込み、1日30~40の配送案件を受託。最低でも1万5000円程度は稼げたといいます。
ところが緊急事態宣言後、徐々に状況が変化。ゴールデンウィーク後には、「1日の収入が1万円を超えれば御の字。ひどい日は4800円ちょっとしか稼げなくなった」(同)といいます。
ウーバーイーツを利用する飲食店は増え続けているにもかかわらず、なぜウーバーイーツ配達員の収入が減ったのでしょうか?
答えは簡単。収入減の背景には、「配達員の供給過多」という事情があります。
ウーバーイーツは登録すれば好きな時間に働ける手軽さが受け、コロナ禍で休業している飲食店の従業員や休学中の学生などが登録しているそうです(私の知り合いでフィットネスクラブの社員を辞めて配達員になった若手もいます)。
しかし、緊急事態宣言後には、配達員の人数は徐々に増えており、以前から働いていた配達員からは「配達員が増え、配送案件を受けたくても受けられない」と口をそろえているといいます。
コロナ禍で配達の需要自体は増えているとはいえ、手軽に参入できるライバル(配達員)の数が需要を上回れば競争が激しくなるのは明白です。
中でも競争激化で配送案件を取りにくいのが夕食の時間帯。本来は飲食店への注文が集中する時間帯ですが、1件も配送できない日があるといい、「2年以上働いているがこんなことは初めて」(40代男性)と肩を落とす人もいるようです。
マーケティングを学んでいる人なら、肩を落とすのではなく、競争が激化し始めたら「差別化」や「独自化」することを考えます。
私はウーバーイーツ配達員の配送獲得システムを良く知りませんが、例えば顧客ターゲットを一般家庭からずらし、特定のオフィス勤務者や特定の仕事に就いている人を対象にするのもいいでしょう。
女性配達員の方なら、「一人暮らしの女性宅専門の女性配達員」というキャッチコピーでSNSを通じて広めるのもいいかもしれません。
競争環境が変化すれば、当然ですが今までのやり方は通用しなくなります。しかしそれは、今までのやり方を見直す絶好のチャンスでもあります。
経営環境は、常に、変化します。常に変化する経営環境に対応するにはどうすればいいのか?
私のお勧めは、中小企業の社長や個人事業主の方なら、マーケティング、中でも商品やサービス(あるいは自分自身)の「売り方」を学んで実践することです。
経営環境がどれだけ変化(悪化)したとしても、あるいは週刊東洋経済の表紙のコピー「コロナ雇用崩壊」したとしても、「売る力」さえあれば何とでもなりますからね。
今からでも遅くはありません。ぜひ売る力を高めましょう!
それでは次号をお楽しみに!
