期待感が購買を左右する!商品やサービスを魅力的に見せる方法
2025年1月23日(木)
こんにちは。
ウェルネスビズの田村真二です。
先日、車を運転しながらラジオを聞いていたときのことです。アナウンサーの女性が、「私も最近気になるのよね~。シミ、シワ、シラガのスリーエス(3S)」と話していました。
記憶に残るキャッチフレーズ
語呂合わせがよく、さらに2回も繰り返えされたので、私はすっかり頭にこびりついてしまいました。その後、女性はすぐにシミが改善されるという「フェイスクリームの宣伝」につなげていました。
ラジオのリスナーは、シミが改善されることを期待して、そのフェイスクリームを購入するかもしれません。熱心なゴルファーが、少しでも飛距離を伸ばすために新しいゴルフボールを買うのと同じです。
「期待感」が生み出す購買意欲
しかし、そこには商品やサービスによって将来よくなる可能性があるだけで、本当に効果が得られる保証はありません。あくまで「夢」であり、よくても「可能性」に過ぎません。
2019年秋、ストレス緩和と睡眠の質を高める機能を有する乳酸菌飲料「ヤクルト1000」が発売され、「期待感」から爆発的ヒット商品となりました。このように、悩みや問題を簡単に解決できると潜在顧客に期待させる商品やサービスは常に登場しています。
期待感を活用したマーケティング
ジムやフィットネスクラブのダイエットプログラムも、「期待感」によって購入されることがあります。
たとえば、ダイエットプログラムで減量に成功した人のインタビューを、ビフォー・アフターの写真とともに「このダイエットプログラムは効果がある」(個人差があります)といった肯定的なコメントをウェブサイトやチラシに掲載する。
あるいは、ライザップのように有名人を起用してテレビCMを大々的に放映することで、非常に説得力あるプレゼンテーションが完成します。
信頼性と期待感のバランス
これらの広告を見た潜在顧客は、「私にも効果があるはず」と期待し、無料体験会や無料説明会に申し込むのです。
重要なのは、売り手が具体的な約束をするのではなく、顧客の証言を通して効果を示すことです。では、どのように「期待感」を販売に応用すればよいのでしょうか?
アメリカのマーケターであるジョセフ・シュガーマンは、「世の中には、『期待感』によって強力に売れる商品が存在する。商品の性質や特徴を観察し、使用後にどのような効果が期待できるかを見極めることが重要だ」と述べています。
シミ、シワ、シラガを改善したい、ゴルフのスコアを良くしたい、収入を倍にしたい、プレゼンで評価されたい、新しい出会いを求めたい、好きな人に良いところを見せたい・・・。
すべては、「期待感」という心理的トリガー(引き金)に基づいています。
たとえば、宝くじを購入する人は「必ず」1等が当たると思っているわけではありません。しかし、「ひょっとしたら」という期待感が、購入を後押しします。
同様に、あなたが提供する商品やサービスも、魅力的な期待を持たせることができれば、潜在顧客にとって非常に強い動機付けとなります。
したがって広告では、期待する結果や利益を保証できないまでも、「購入するだけで得られるかもしれない可能性」を上手に伝えることが重要です。
ただし、期待感を利用したマーケティングやセールスでは、「信頼性」が不可欠です。
どんな商品やサービスでも、提供者が信頼されていれば、期待感をより強く持たせることができます。そして、「期待感」と「信頼性」が組み合わさることで、潜在顧客は購入を決意しやすくなります。
顧客獲得の際には、「期待感」と「信頼性」を上手に活用し、潜在顧客の心を動かすマーケティングを実践してみてください。
それでは次号をお楽しみに!
