「当たり前」を見直してみよう
「新型コロナの影響で航空業界が大打撃を受けている」
というニュースをよく見聞きします。
実際、羽田空港(昨日を含めて今月はすでに3回利用)のロビーに人はまばらで、手荷物検査場や空港ラウンジもガラガラです(下写真)。
正直、この状態が数年続いたら経営破たんする航空会社が世界中から続出することになるだろう、と思わざるを得ません。
一日も早く新型コロナウイルスの感染予防ワクチンと治療薬が開発され、国内外の空の移動が正常化されることを願うばかりです。
話しは変わりますが、コロナ禍の影響を受けて会社存続の危機に陥っている企業は、航空会社だけではありません。
最近は街中やショッピングモールなどでも、入口のシャッターが閉じられ「閉店しました」「休業中」といった貼り紙や看板を目にする機会が増えました。
コンビニの24時間営業見直し、JRの終電時間繰り上げといったニュースを始め、従来は「当たり前」と思われていた前提が最近、ことごとく覆されています。
見方を変えれば、コロナ禍は多くの人たちに試練を与えたと同時に、今までの「当たり前」や「常識」を見直する絶好の機会にもなりました。
もし今、頑張って仕事をしているけれども業績不振から抜け出すことができない状況にあるとしたら、これから先も今のやり方を続けているだけで業績不振から抜け出すことができるでしょうか?
おそらくそうはならないと思います。そこで是非、考えてみて頂きたいのです。
自社が属する業界や自社のこれまでの「当たり前」や「常識」をできるだけ多くリストアップして、次に、それらの「逆」を考えてみることを。
例えば、「会員制」が当たり前のフィットネスクラブに「非会員制」の商品開発を考えてみる。スタジオやプールレッスンに何本でも参加できるシステムに「参加本数制限」を取り入れることを考えてみる、など。
あるいは、「ヨガスタジオ+カフェ」「スポーツジム+整体」「パーソナルトレーニング+リゾートホテルのジムでのパーソナル指導や海辺のモーニングヨガツアー」といった、「現状サービス+αサービス」を考えてみるのもいいでしょう。
今の現状から抜け出す突破口があるとすれば、それは、今の延長線上にではなく、新しい何かであることは間違いありません。
新しいことを行えばすぐに上手くいくという保証はありませんが(むしろ失敗する可能性が高い)、少なくとも現状から抜け出すきっかけやヒントを見出すことが可能になります。
今週は、是非、これまでの「当たり前」を見直して新しい何かを想像(創造)してみてはいかがでしょうか。
それでは次号をお楽しみに!

