スターバックス体験がブランドをつくる
先週、沖縄(那覇)に行ったときのこと。
私は那覇のホテル(国際通り至近)に宿泊した際には、たいてい国際通りに面したスターバックスに立ち寄ります(写真上)。
先日は朝7時の開店と同時に行ったところ、店頭で掃除をしていたスタッフが笑顔で「おはようございます」と挨拶をしてくれました。
カウンターでコーヒーを注文する際にも、レジにいた女性スタッフから感じの良い挨拶をされました。
いつも思います。スターバックスのスタッフは全国どこに行っても変わらず「感じがいいな」と(海外ではそう思わないときもありますが・・・)。
スターバックスはマクドナルドやコカ・コーラのように、広告に多額のお金をかけることなく、世界的なブランドのひとつになりました。
とはいえ、マーケティングにいい加減に取り組んできたわけではありません。
スターバックスは商品の改良と店舗数の拡大に資金を充てていたため、創業時から広告に使う予算がほとんどなかったそうです(「出店」が最大の広告かもしれません)。
そのため、店内でのすべての体験が、スターバックスのマーケティングの主力となりました(注:近年はアプリを主体としたウェブマーケティングにも力を入れています)。
ご存知のとおり、店舗は常に清潔で、スタッフは皆さん親切です。
コンビニ100円コーヒーに比べればはるかに高い料金にもかかわらず、価値重視のスターバックスは、コロナ禍においても何ひとつブレていません。
正直、コーヒーが美味しいからという理由でスターバックスに行くわけではありません。
滞在時間もそれほど長くはありません。ちょっとひと息つく程度ですし、店内が混んでいるときには行きません。というよりも、空いている時間帯を狙って行くようにしています。
「持ち帰り」をすることもほとんどありません。なぜなら、スターバックスの店内で過ごすひとときに価値を感じているからです。
というわけで私は、スターバックスの「サードプレイス戦略」にまんまとはまっているのですが、「店舗体験こそがブランドをつくる」ということがよくわかります。
オンライン・オフラインを問わず、顧客と接するすべての体験がブランドをつくる。
あなたの会社や店では、顧客にどのような体験を提供していますか?
それでは次号をお楽しみに!

