悩みを成果に変える考え方
こんにちは。田村です。
新型コロナウイルスの感染拡大から1年余りが経ちました。
あなたもそうかもしれませんが、消費者の意識や行動変容は想像以上で、特定の業種や企業では、かつて経験したことのないほどの変化や試練が続いています。
例えば、コロナ前に比べて売り上げが半減、中には9割減という会社もあります。
こんな状態が1年も続けば、よほどの蓄えがない限り、会社や事業の存続が危ぶまれるのは間違いありません。
各種給付金や支援金、あるいは特別融資などで当面の資金繰りは何とかなったとしても、先行き不安でお悩みの経営者の方もきっと少なくないでしょう。
でも、1年前の緊急事態宣言期間中に比べれば、新型コロナウイルス自体に対する恐れや不安は薄らいできていますし、ワクチン接種も始まりましたので(米英の状況を見る限り)経済回復への道筋も見え始めています。
したがって、経営者の方は不安に頭の中を支配されるのではなく、将来を見据えて、今どのような対策を打てばいいかを考えることの方がより建設的であり、ストレスも軽減されることでしょう。
とは言っても、とてもそんな考えはできないという方もいると思います。そのような方にお勧めの考え方があります。サミュエル・ジョンソン(イギリスの文学者)の言葉です。
今から1年もたてば、私の現在の悩みなどおよそ下らないものに見えることだろう。
「およそ下らない」かどうかについては意見が分かれるかもしれません。
ですが、私自身の経験を振り返ると確かに、1年はあっという間で1年前の悩みの大半は消えてなくなっています。
2~3年前ともなれば、もはや悩みなどあったかどうかさえ覚えていません。
なので私は、仕事や私生活については(意図的に)悩まないよう心がけています。
もちろん私も悩みがないということではありません。
しかし、悩んでいる時間がもったいないですし、悩んでいるだけでは何も解決しません。それに、精神衛生上も決してよくありませんから。
それよりも、今までもなんとかなったのだから今回も何とかなるだろう、と楽観的に考え、本を読む、ネットで情報を集める、人に相談する、行動することを優先します。
そうやって行動しているうちに、当初の「悩み」は次第に「課題」へと変わり、課題を解決することに頭を使うようになります。
悩みが大きければ大きいほど課題も大きくなるわけですが、大きければ大きいほど解決することができれば、より大きな成果を得ることができます。
そう考えることができれば、悩み自体は決して悪いことではなく、むしろ自分自身や会社を変革させる貴重な種子とも言えます。
もちろんこうした考えが100パーセント正しいとは言えません。ですが、悩みについて考えることに頭を使うことほど非生産的なことはないでしょう。
ですから、できるだけ生産性、効果効率的に頭を使うのであれば、悩みを課題に置き換え、解決策を考え、すぐに行動して結果を見て改善を繰り返す。私自身はそれを習慣にしています。
そう言えば、確かドラえもんも「悩んでいる暇に一つでもやりなよ」とのび太君に言っていました(名言!)。
それでは次号をお楽しみに!
