エニタイムフィットネス 2025年3月期第3四半期決算発表
2025年2月14日(金)
こんにちは。
ウェルネスビズの田村真二です。
「エニタイムフィットネス」を全国展開する株式会社Fast Fitness Japan(以下、当社)は2月14日、2025年3月期第3四半期決算(2024年4月1日から2024年12月31日まで)を発表しました。その内容の要約をお知らせします(当社2025年3月期第3四半期決算短信より一部抜粋)。
【増収/減益】
売上高 132億88百万円(前年同期比12.6%増/前年同期差14億84百万円増)
営業利益 24億44百万円(同14.6%減/同差4億20百万円減)
経常利益 24億83百万円(同16.6%減/同差4億94百万円減)
純利益 14億72百万円(同22.2%減/同差4億19百万円減)
経営成績の概要
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善し緩やかな回復傾向にあるものの、世界的な資源及びエネルギー価格の高騰や円安進行、また物価上昇により個人消費は持ち直しに足踏みがみられるなど、依然として不透明な状況が継続しております。
当社を取り巻く市場環境としては、コロナ禍以降の健康志向の高まりや企業による健康経営への推進など、健康増進への取り組みに広がりがみられ、幅広い世代において運動機会のニーズが拡大しております。
日本のフィットネス参加率も2022年の3.68%から2023年は4.48%(※)と0.8ポイント上昇しているほか、利便性の高いトレーニング環境を提供する24時間フィットネスジムのカテゴリーでは店舗数が5,000店舗超となるなど、引き続き店舗数は拡大基調にあります(2024年12月末時点、当社調べ)。
※ 出所:日本のフィットネスクラブ業界のトレンド2023年
このような状況の中、当社が展開する24時間マシン特化型の「エニタイムフィットネス」は、価格政策を重視した店舗展開とは異なり、トレーニングに集中できる環境を整えるだけでなくエニタイムフィットネスを「自己実現をサポートするための場所」として、価値訴求型の店舗モデルを追求することで、競合他社との差別化を図るとともに、フィットネス市場の中で競争優位性のあるポジションを確立しております。
また、2024年5月14日付「中期経営計画のローリングに関するお知らせ」にて公表しました2027年3月期を最終年度とする3カ年の中期経営計画おいて、事業の安定的な成長及び収益力の増強に向け、
①国内エニタイムフィッ トネス事業の更なる規模拡大
②エニタイムフィットネス店舗・会員基盤を活かした国内事業の収益基盤の拡充 (新たな付加価値創出)
③新たな成長領域の開拓及び収益基盤の確立
を基本方針として、これらを推進するうえで、
④ESG経営の推進
⑤M&A、アライアンスを活用
していく方針を掲げております。
当該中期経営計画期間は、中核の国内エニタイムフィットネス事業の一層の強化を図りながら、中期的に成長戦略を推進し、長期的には市場・商圏の拡大を視野に戦略的な投資を行う期間と位置づけ、計画の達成に向けて事業ポートフォリオの拡充と多様化による持続的な成長に向けた取り組みを着実に実行しております。
当第3四半期連結累計期間の業績について、中核の国内エニタイムフィットネス事業においては、全国47都道府県に店舗展開するエニタイムフィットネスならではの規模の優位性を活かすとともに、ブランド認知の向上及び新規会員獲得の増加を図り、新規出店ニーズを醸成する好循環サイクルを強化するため、戦略的な全国プロモーショ ンを2024年6月~7月、2024年12月~2025年1月に実施しております。
会員数・店舗数
この戦略的なマーケティング投資により、2024年12月末現在の国内エニタイムフィットネスの会員数は、会員数は93.6万人(前年同月末比12.9万人増)直営店:13.0万人、FC店:80.5万人となりました。
店舗数においては、1,173店舗(前年同月末比58店舗増)直営店:181店舗、FC店:992店舗となり、会員数とともに大きく伸長いたしました。
成長領域の開拓
また、当社が成長戦略の一環として推進する新たな成長領域の開拓として、ドイツ国内におけるエニタイムフィットネスのマスターフランチャイズ権の取得(承継)とともに、シンガポール国内のエニタイムフィットネス2店舗を運営する会社の株式を2024年4月に取得し連結子会社化するに至り、日本で培ったエニタイムフィットネスの店舗運営及び展開ノウハウを生かしたグローバル展開の足掛かりを築いております。
現時点で1店舗の直営店運営に留まるドイツ市場においては、早期の多店舗運営及びFC展開に向けた体制構築を着実に進めております。
加えて、主に女性層をターゲットとする新ブランド「the bar method」のマスターフランチャイズ契約を2024年4月に締結し、2024年11月に第1号店となる直営店を出店いたしました。早期の多店舗運営及びFC展開を視野に同ブランドへの投資と育成を強化しております。
さらに、2024年12月には、当社の公式オンラインショップ「A PROP(ア プロップ)」をオープンし、国内エニタイムフィットネスの既存会員様に向けたEC・物販領域の強化を図っております。
同オンラインショップは、「暮らしを支える上質なアイテムが揃う場所」をコンセプトとしており、エニタイムフィットネスの会員様以外の多くの方にもご利用いただけるよう、商品カテゴリーは主に「アパレル(トレーニングウェアから普段使いのものまで)」、「雑貨(トレーニングに関するものから生活雑貨まで)」、「プロテイン・サプリメント(予定)」等で構成され、エニタイムフィットネスのオリジナル商品も多数展開していく予定です。
同公式オンラインショップの認知向上・集客施策に加えて、サブスク商品をはじめとした商品ラインナップの構築や定期的な新商品投入など、同オンラインショップへの投資と育成を強化しております。
経営成績
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は13,288百万円(前年同期比12.6%増)となりました。
一方利益面においては、持続的な成長に向けて事業ポートフォリオの多様化と拡充を図るための投資及び育成強化により、費用が先行していることから、営業利益は2,444百万円(同14.6%減)、EBITDAは3,208百万円(同8.4%減)、経常利益は2,483百万円(同16.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,472百万円(同22.2%減)となりました。
前年同期比では、期首の計画通りに減益となるものの、期首想定の利益水準(下限値)からは1.8%増で進捗しており、減益幅は改善される結果となりました。
(注)EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費+敷金保証金償却+加盟金償却
エニタイムフィットネスのウェブサイトは こちら
それでは次号をお楽しみに!

