あなたの顧客はどこにいる?
こんにちは。田村真二です。
9月に入った途端、気温が一気に下がり、私が住む千葉県でも今日の最高気温は21℃と半袖ではやや肌寒いくらいです。
さて、今年もあと4か月となり、このまま年末まではあっという間に過ぎていくことになるかもしれません。
とはいえ、コロナの感染状況を正確に見通すこともできず、先行きの不安とモヤモヤ感はまだしばらく拭えないかもしれません。
それでも、どうにかこうにか今回のピークは過ぎたようで、減少傾向になりつつあります。夏が終わるこのタイミングで、ビジネス繁盛のための戦略再構築を行っていきたいところですね。
そこで、フィットネスクラブやスイミングスクールなど、店舗型会員制ビジネスをされている方に1つ質問します。
あなたは自社の会員が多く住んでいる地域はどこで、なぜその地域に住む会員が多いのか(あるいは少ないのか)を説明できますか?
この質問は重要です。
特に、フィットネスクラブやスイミングスクールのような店舗型会員制ビジネスでは、この、地理的ターゲットマーケティングは(もの)すごく重要です。
例えば、在籍会員の住む地域を知ることはもちろんですが、入会者がどこに住んでいるかを把握することは、マーケティングや広告活動の検証と改善のために不可欠です。
競合店の出店などにより、一時的に退会者が増えた場合にも行う必要があります。
コロナ禍で会員数を大きく減らしたのなら、感染拡大前と現状を比較して、地理的にどこの地域で影響が大きかったのか(あるいは少なかったのか)を知ることも大切です。
ところが実際には、ほとんど行われていないようです!
これでは、店舗型会員制ビジネスの強みが発揮できません。マーケティングや広告投資の多くもムダ金になるでしょう(ああ、もったいない!)。
先日、クライアント先フィットネスクラブで既存会員の住所を地図上にマッピングしたところ、会員が多く住んでいる地域(とその逆に住んでいない地域)は一目瞭然。
こうしたデータを活用して地理的ターゲットマーケティングを行えば、どの地域を重点的に攻めるのか(あるいは攻めないのか)が誰でもすぐにわかります。
さらに、他のターゲットマーケティングを組み合わせることでより精度を高めることができる、つまり広告の投資対効果を最大化させることができるようになります。
言うまでもありませんが、これからのフィットネスクラブ経営には、データ活用とITスキルが不可欠です。
昔と違って今なら、顧客データを地図上にマッピングするくらいのことなら、(手作業ではなく)無料あるいは低料金の専用ソフトとパソコンを使ってすぐに作成できます。
店舗型会員制ビジネスでは、顧客を知ることと、顧客がどこに住んでいるかを知ることは、コロナ禍で先の見えない混迷の時代における経営の羅針盤です。
もしまだ取り組んでいないようでしたら、このことから始めてみてはいかがでしょうか。
それでは次号をお楽しみに!
