☆サクセスby田村真二 -470ページ目

菅首相 総裁選不出馬から学べること

 

 

9月3日(金)

 

 

こんにちは。田村真二です。

 

 

今日のテーマは「顧客に響く言葉で伝えることの重要性」について。

 

 

 

政治の世界では「一寸先は闇」といわれます。

 

 

ですが、まさか菅首相が今日になって総裁選の出馬を断念するとは、昨日まで誰も考えていなかったのではないでしょうか(ひょっとしたら菅首相は考えていたのかも?)。

 

 

まあ詳しい理由はわかりかねますが、総裁選と衆院選を直前に控えた今、首相の支持率低迷が一因であり、党内調整において「万骨尽きた」可能性は否めません。

 

 

では、なぜ菅首相の支持率は低迷していたのでしょうか?

 

 

この1年間、日本はもちろん世界全体がコロナ禍で危機的な状況にあり、今なお続いています。

 

 

おそらく菅首相以外の人が首相になっていたとしても、厳しい状況であったことは間違いありません。

 

 

そんな中、誰もが知る国内政治の話題を挙げると、携帯料金の値下げ、コロナ対策(ワクチン接種推進)、東京五輪の開催、デジタル庁の新設等々、課題山積でした。

 

 

派閥に属さない菅首相の立場は、党内で決して盤石ではなかったでしょう。

 

 

しかし、マスコミ記事や国民の評判を抜きに実績(公約達成)だけを見れば、及第点を付けられるといってもいいかもしれません。

 

 

とはいえ、支持率の低さは事実です。これでは次の選挙に勝てないと考えた自民党衆議院の先生方も少なくないと思います。

 

 

派閥の属さず首相にまで上り詰めた人ですから、実力も実績もあったことは確かだと思います。少なくとも官房長官時代の菅首相は存在感がありましたし、記者答弁もそつなくこなしていました。

 

 

ただ、多くの人が指摘しているように、首相になった後の菅首相の口からは、国民に響く言葉がまったく伝わってきませんでした。

 

 

官房長官時代の主たる相手である官僚や記者と違い、民主主義国家の首相に求められることの(大きな)1つは、自国民に響く言葉で伝える力です。

 

 

おそくら菅首相(と周辺)には、この能力が決定的にかけていたのではないでしょうか。そしてこれは、ビジネスにおいても同じです。

 

 

企業や個人がどれだけ良い商品やサービスを提供することができたとしても、それが顧客や見込み客(や潜在客)に伝わらなければないものと同じです。

 

 

だからこそ、マーケティングが決定的に重要になります。

 

 

例えば、なぜアップルのiPhoneやiPadは多くの人を引き付けるのでしょうか? 少なくとも機能だけなら他社製品の方が上回っているものがあるにもかかわらず。

 

 

答えはおそらく、アップル製品の方が他社よりもデザインが良い点と、スティーブ・ジョブズ(当時)の驚くほど魅力的なプレゼン力にあったからです。

 

 

初代iPhoneやiPad発表時のジョブズのプレゼンをYouTubeで見たことがある人ならわかると思いますが、「なんて上手いプレゼンなんだろう」と思わず拍手をすると同時に、製品を手に入れたいと思ったはずです。

 

 

菅首相にも、国民に響く自分なりの言葉で多くを語ってくれていたなら状況は変わっていたかもしれません。

 

 

会社や組織のリーダーはもちろんですが、誰にとっても顧客や相手に響く言葉で伝えることは大切です。

 

 

今日の菅首相の総裁選不出馬発表から私は改めてそう感じましたが、あなたはどう感じたでしょうか?

 

 

 

それでは次号をお楽しみに!