☆サクセスby田村真二 -431ページ目

iDeCo(イデコ)を活用して無理なく老後資金を作る

 

 

10月27日(水)

 

 

こんにちは。田村真二です。

 

 

先日、理学療法士の男性に肩のリハビリをしてもらっていたときのこと。

 

 

彼は26歳で独身だそうですが、私が「今の若い人は年金について関心が高いと聞きますが、先生はどうですか?」と尋ねたところ、「めちゃくちゃあります。すごく不安です」と言っていました。

 

 

そこで、「何が不安なのですか?」と尋ねると、「はっきりとではないですが、ネットニュースなどを読んでいるとなんとなく不安になります」とのこと。

 

 

ちなみに、私が彼と同じ年の頃には、年金のことなど1ミリも考えたことはありませんでした。

 

 

ただ、不安をあおる記事が多いネットニュースを読んで、年金不安になったり、老後のお金が心配になる気持ちは、よく理解できます。

 

 

だからでしょうか。最近若い人に、つみたてNISA(ニーサ)やiDeCo(イデコ)を利用した資産運用をする人が増えているのは。

 

 

日本人は、義務教育でお金(金融や投資)について学ぶことはなく、家庭や職場でもあまり話題になることはありません。

 

 

お金やお金から得られる便益が好きな人は多くいるのに、これまでお金の話はなんとなくタブー視されてきた感があります。

 

 

そのため、とりあえず現金で貯めておこう、銀行に積立てておこう、という人も少なくありません。というよりも、日本人全体で見れば、大半を占めています。

 

 

実際、日銀によると、今年6月末時点の個人の金融資産残高は、前年同月末比6.3%増の1,992兆円で、過去最高となりました。

 

 

そのうち、現金・預金が4.0%増の1,072兆円(約54%)、株式等は210兆円(約11%)、投資信託は89兆円(約4%)と、現金・預金が半分以上を占めています。

 

 

一方、世界的に見ると、金融資産1億円(約100万ドル)以上の富裕層の資産内訳は、株式などの投資資産が半数以上を占めています。

 

 

つまり、統計的に考えれば、金融資産を現金・預金で保有するよりも、株や投資信託などで保有した方がお金持ちへの近道になるということです。

 

 

では、老後資金を確保するには、具体的にどうすればいいでしょうか?

 

 

答えは簡単です。

 

 

「積立投資をすればいい」のです。

 

 

毎月一定額の積立投資をしていれば、毎月の金額はそれほど大きくなくても、長い期間で大きな金額を作ることができます。

 

 

この時、最も大事なのは、とにかく早く初めて、時間を味方にすることです。

 

 

但し、私は銀行の積立預金はお勧めしません。なぜなら、金利がほぼ0%(現在都市銀行の普通預金金利は0.002%)だからです。

 

 

これでは長期間積立てをしても、ほぼ元本しか貯まりません。しかも、ほんのわずかの利息に対して約2割(20.315%)の税金がかかります。

 

 

したがって、老後資金を作るのなら、私のお勧めは確定拠出年金のiDeCo一択です。

 

 

iDeCoは60歳になるまでお金を引き出すことができない反面、老後資金作りという点では、確実にお金を増やせます。

 

 

つみたてNISAもいいのですが、いつでも引き出せるというメリットがある反面、60歳到達前に引き出してしまう可能性も少なくありません。

 

 

いずれにしても老後資金を作るのなら、iDeCoでの長期積立、または2つを同時に、手数料の低いインデックス型の投資信託で毎月一定額をコツコツ積み立てる、に尽きます(但し投資は、自己責任でお願いします)。

 

 

iDeCo(やつみたてNISA)なら、銀行預金とは違い、商品選択と運用次第で年平均3~8%程度の利回り(金利)が可能です。

 

 

しかも、利息に対して税金はゼロ、まるまる儲けになりますが、それだけではありません。

 

 

iDeCoの掛け金は全額所得控除となり、所得税と住民税の負担が軽減されます(会社員の方なら年末調整で戻ってくるお金が増えます)。

 

 

とはいえ、ここまでお読みいただいたあなたも、銀行預金とiDeCoで積立てた場合との違いがよく実感できないかもしれませんね。

 

 

そんなあなたのために、私がシュミレーションした一覧表をお見せします。この表を見れば、iDeCoを利用しない手はない、ということが一目でわかると思います。

 

 

 

 

表は、26歳から毎月2万円を、60歳迄の35年間積立て(積立総額840万円)をした場合の、銀行とiDeCoを比較したものです。

 

 

表を見ると、銀行にコツコツ35年間積立てをしても、利息はたったの2,186円にしかなりません(ここから2割課税されます)。

 

 

iDeCoは、年利回り3%と8%とで算出しましたが、商品選択と運用次第では十分可能な利回りです。

 

 

毎月2万円を利回り3%で35年間積立てた場合の利息は6百万円を超え、同8%なら利息は約3千5百万円にもなります(すごいと思いませんか?)

 

 

元本の840万円と併せた総額は、利回り3%で約1千5百万円、8%なら約4千3百万円です。

 

 

この利回りは確約されているわけではありませんが、仮にこれだけのお金があれば、老後不安もかなり解消されるのではないでしょうか。

 

 

それにもかかわらず、日本人の多くが銀行預金やタンス預金をしているのは、金融や投資の仕方を勉強していないことが理由の1つでしょう。

 

 

例えば、iDeCoやつみたてNISAを「聞いたことはある」という人は多くいると思います。しかし、実際にネットや本で「学んだ」、さらに「口座を開設した」という人はまだわずかです。

 

 

iDeCoの場合、掛け金額は月額5,000円から、つみたてNISAなら、ネット証券の場合は月額100円(銀行では1000円)以上からはじめることができます。

 

 

このくらいの金額なら、はじめてみて「自分には合わない」と思ったらやめればいいし、「続けられそう」と思ったら続ければいいのです。

 

 

要は、「投資は怖い」「将来が不安」と考えてばかりいるのではなく、まずは思い切らずに、少額からでいいので気軽に投資してみてはいかがですか?

 

 

ということなのですが、あなたはどうしていますか(どうされますか)?

 

 

 

それでは次号をお楽しみに!