フィットネスクラブの運営力を高める2つの要素
11月30日(火)
こんにちは。田村真二です。
前号では、フィットネスクラブ(以下クラブ)運営のクオリティを測る2つのモノサシについてお伝えしました。
結論から言えば、入会した会員の「1年継続率」と「平均継続月数」の推移がわかれば、クラブ運営のクオリティはおのずと明らかになります。
問題は、どうすればこの2つの数字を改善させることができるのか。
カギとなる要素は2つあります。
1つ目は施設や内装、トレーニングマシンなどの設備機器、テクノロジーなどハード面の充実と新鮮さです。
特に、トレーニングマシンやテクノロジーの進化は日進月歩で進んでいるため、時代に適したアップデートが欠かせません。
つまり、総合型クラブのように施設の規模が大きければ大きいほどお金がかかるということです。しかし、これは運営のクオリティを高めるうえでの不可欠な投資です。
例えば、老朽化した施設や古い設備のクラブと新店やリニューアル直後のクラブとでは、明らかに後者のほうがう運営のククオリティが高いということです。
2つ目はフロントスタッフやトレーナー・インストラクターなど、人が担当する仕事です。
実店舗の場合、人が担当する仕事で一番重要なことは、コミュニケーションに関することです。
例えば、スタジオやプールのレッスンは、担当インストラクターのコミュニケーションレベルによって、同じレッスン名称でも参加人数が天と地ほど異なります。
この違いは指導レベルの高低以上に、会員とのコミュニケーションレベルのほうがはるかに大きいと言えます。
フロントスタッフやジムトレーナーについても同じです。会員とのコミュニケーション能力の優劣こそが、運営クオリティの高低を決めると言っても過言ではありません。
つまり、ハード面の充実(「華美」ということではありません)と人によるコミュニケーションの質の高さが、クラブ運営のクオリティを決定づけるということです。
私もこれまで多くのクラブに入会してきましたが、継続月数が長いクラブは、例外なくこの2つの要素が(競合よりも)高いクラブでした。
それでは次号をお楽しみに!
