健康寿命と資産寿命の密接な関係
1月24日(月)
こんにちは。田村真二です。
最近はコロナに関する話でもちきりですが、2019年6月に話題となった【老後2000万円不足問題】もあり、老後の「資産寿命」をいかに延ばすか、に関心が高まっています。
昔と違い今は、賃金は伸びずに退職金がどんどん減っているうえ、平均寿命が延びているため、老後のお金に関する不安は中高年だけではなく、20~30代の若者にも高まっているようです。
実際、ここ数年、イデコや(つみたて)NISAのような税優遇制度の利用は、数字からも20~30代の新規加入者が多いことがわかっています。
人生100年時代と言われるように、日本人の「平均寿命」は着実に延びてきており、「100歳まで生きる」ということもあながち夢物語ではなくなりつつあります。
例えば、2025年に65歳になる1960年生まれの男性の4割弱(10人に4人)、女性の6割強(同6人)が90歳まで生き、100歳まで生きる確率も女性は2割弱あります(出所:2022年1月22日付日本経済新聞より)。
そう考えると、老後の資産寿命をいかに延ばすかは、誰にとっても重要なテーマになることは間違いありません。
ただ、長生きができるのはうれしいのは、お金があるだけではなく「死ぬまで健康で自由に動くことができる」場合です。
つまり、単に寿命を延ばすということだけではなく、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間、いわゆる「健康寿命」を延ばすことが大切になるということです。
ところが、恐ろしいことに・・・
日本人の平均寿命と健康寿命の差は想像以上に長く、日常生活が制限される期間が男性でおよそ9年(小・中校の期間)、女性で12年(小・中・高校の期間)もあります。
健康はすべての基礎です。
お金があったとしても日常生活に支障をきたす状態で生き続けるのと、いつまでも若々しく健康な状態で生き続けるのとでは、QOL(クオリティ・オブ・ライフ/生活の質や人生の質)も大きく変わってくるでしょう。
繰り返しますが、大切なのは「資産寿命」を延ばすのと同様に、「健康寿命」を延ばすことです。
どちらもこうすれば絶対、という方法があるわけではありませんが、健康寿命を延ばすのなら次の6つが基本となるでしょう。
1.運動習慣
2.質の高い睡眠
3.質の良い食事
4.健康診断の定期受診
5.よき人間関係
6.ファイナンシャル・リテラシー
1~5については同意できたとしても、6は意外に感じた人もいるかもしれません。
しかし、お金に関する知識とスキルが備わっていないことで健康を害する人は決して少なくありません。
実際、お金に関することがストレスを引き起こし病にいたるというケースはよくあります。
つまり、健康寿命と資産寿命とには、密接な関係があるということです。
この2つの寿命を延ばすには、知識の習得と実践あるのみです。とはいえ、自分にできる基本的なことから徐々に始めていけば、それほど難しいことではありません。
もちろん、人生何が起きるかわかりませんが、備えあれば患いなし。自分にはまったくできていないという人も、今年から始めてみてはいかがでしょうか。
それでは次号をお楽しみに!

