セントラルスポーツ 2025年3月期決算発表
2025年5月14日(水)
こんにちは。
サクセス発行人の田村真二です。
セントラルスポーツ株式会社(以下、当社)は5月13日、2025年3月期決算(2024年4月1日から2025年3月31日まで)を発表しました。その内容の要約をお知らせします(当社2025年3月期決算短信より一部抜粋)。
【増収/経常減益】
売上高 465億95百万円(前年同期比2.7%増/前年同期差12億16百万円増)
営業利益 19億446百万円(同26.6%減/同差7億7百万円減)
経常利益 15億24百万円(同30.1%減/同差6億57百万円減)
純利益 13億59百万円(同17.1%増/同差1億99百万円増)
※純利益が前年同期比17.1%増の理由は、税効果会計において、現時点における将来の課税所得を見積り、繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、法人税等調整額(益)を8億12百万円計上によるものです。
経営成績の概況
当連結会計年度における我が国の経済は、企業収益や雇用・所得環境で改善の動きが見られ、緩やかに回復基調となった一方で、継続的な物価上昇等によりサービス消費に伸び悩みが見られるなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。
フィットネス業界におきましては、小型店舗業態の拡大や健康志向の高まり、スポーツへの取り組みの増加などを背景に、全体として回復傾向にあります。
このような環境下、当社グループは経営理念である『0歳から一生涯の健康づくりに貢献する』のもと、「現在価値の最大化による顧客満足度の向上」を目標に掲げ、接客力・指導力・施設美化の強化に注力するとともに、安心・安全で快適な施設運営に努めてまいりました。
当連結会計年度中には、8月に株式会社レフコの新設分割会社であるRefco株式会社の全株式を取得し、10月には株式会社セントラルスポーツプラザを存続会社、Refco株式会社を消滅会社とする吸収合併を実施いたしました。
店舗運営においては、新規会員の獲得、既存会員の継続率向上および退会防止に取り組むとともに、アスリート応援企画など各種イベントの開催強化や、既存店のリニューアルを積極的に推進し、顧客満足度の向上を図りました。
店舗については、2月に直営店である「ヨガピス上馬店」(東京都世田谷区)および「セントラルフィットネス クラブ千葉みなと店」(千葉市中央区)の2店舗、3月末には業務受託施設である「岬町健康ふれあいセンター」(大阪府泉南郡岬町)の運営を終了いたしました。
当連結会計年度では、直営店10店舗と業務受託店6店舗の合計16店舗を出店、直営店6店舗と業務受託店1店舗の合計7店舗の営業を終了し、その結果、当連結会計年度末時点での店舗数は、直営185店舗、業務受託65店舗、合計250店舗となりました(3月末終了の1店舗を含む)。
当連結会計年度の初頭より、M&Aや新規出店、施設リニューアル等を積極的に行った結果、会員数、売上とも回復傾向にあります。また、税効果会計において、現時点における将来の課税所得を見積り、繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、法人税等調整額(益)を812百万円計上いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は465億95百万円(前期比2.7%増)、経常利益は15億24百万円(前期比 30.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は13億59百万円(前期比17.1%増)となりました。
今後の見通し
今後も、各種原材料費の高騰や最低賃金の引き上げに伴う人件費の増加など、対処すべき課題の改善が必要とされ ます。
一方で、基幹事業であるスクール事業およびフィットネス事業をはじめとしたスポーツクラブ経営事業の収益力の向上が見込まれます。
また、各種イベントやツーリズム事業、オンラインサービスのさらなる拡充に加え、地域・教育分野との連携による事業展開も期待されており、新たな価値創造による収益確保の可能性が高まっております。
当社グループは、『0歳から一生涯の健康づくりに貢献する』という経営理念のもと、誰もが笑顔で暮らせるウェルネス社会の実現を目指し、新たな分野での事業創出および社会課題の解決に資するサービスの提供に取り組んでまいります。
翌連結会計年度の業績見通しにつきましては、売上高505億円(当期比8.4%増)、経常利益25億50百万円(当期比67.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益14億円(当期比3.0%増)を見込んでおります。
●田村コメント
2025年3月期の売上高は前期比2.7%増の465億95百万円となりましたが、経常利益は同30.1%減の15億24百万円に落ち込みました。一方、2026年3月期は前期比67.3%増の25億50百万円に急拡大する見通しです。また、今期の年間配当は前期比10円減の40円に減配する方針で、内部留保の充実を優先させる姿勢がうかがえます。昨日のブログで紹介した「ルネサンス」とは異なり、これまでと同様、決算説明資料などによる事業の詳細な開示は行われていません。大手フィットネス企業として、もう少し積極的な情報開示に努めていただきたいところです。
それでは次号をお楽しみに!


