お金の勉強と実践次第で、人生に雲泥の差がつく
5月8日(日)
こんにちは。田村真二です。
今日お伝えするのは、「お金の勉強と実践次第で、人生に雲泥の差がつく」という話です。
◆急速な円安ドル高とインフレの進行
ゴールデンウィークを利用して3年ぶりにハワイに行ったという日本人観光客が、テレビの取材に対して次のように話していました。
「レストランでの料金が以前来た時の“倍くらい”になっていて驚きました!」
理由は大きく2つ。
1つ目は、3年前に比べて特にここ最近、急速な円安ドル高が進行し、ドルに対して円の価値が20%も下がっているため(右肩上がりのグラフは円安が進行しているという意味です)。
2つ目は、アメリカでは急速なインフレが進行しており、今年3月の消費者物価指数が前年比8.5%も上昇しているため。
つまり、円安ドル高で円の価値が下がっているうえ、アメリカ国内の物価上昇によるダブルパンチで(かつその間日本の物価は上昇していなかった)、3年前に比べてハワイのモノの価格が倍くらいに感じたというわけです。
◆日本の物価も上昇(インフレ)に転じる
日本でも最近は、さまざまなモノの値段が上がっていますよね。
全国消費者物価指数を見ると昨年9月から前年比で右肩上がりに延びていることがわかります(2022年3月は前年同月比1.2%増加)。
消費者物価指数に連動して実質賃金が伸びていればいいのですが、そうなってはいません。
このことについて、鈴木俊一財務相は先月15日、「原材料価格が高騰し、価格に十分転嫁できていないとか、賃金がその伸びを補うほど伸びていないことについては、悪い円安と言えるのではないか」と、まるで他人事のような口ぶりで話していました。
総務省統計局によると、東京都区部の4月中旬の消費者物価指数は、前年同期比で2.5%も上昇しており、急速な物価高(インフレ)が進行していることがわかります。
◆物価上昇が続けば、円貯金の価値がどんどん下がる
日本はこれまで物の値段が下がるデフレが続いていたのでピンとこない人もいるかもしれませんが、このまま物価上昇が続けば日本円の貯金の価値がどんどん下がることになります。
例えば、年2%の物価上昇が続くと、現在1,000万円の20年後の実質価値は672万円まで下がります。
つまり、自分や家族の金融資産を日本円だけで持ち続けるのは、お金が減るリスクが高いということです。
例えば、物価上昇が続けば、生活費のすべてを「年金」だけに頼っている人にとっては、仮に将来、同じ金額を支給されたとしても貧しい生活を強いられることになるでしょう。
◆お金の勉強と実践次第で、人生に雲泥の差がつく
前回のブログ(「資産運用は早く始めるほど有利」)でもお伝えしたように、お金を銀行に積立預金しているだけではお金はほとんど、増えません。
一方で、年利平均4%の投資信託(インデックス・ファンド)に積立投資を行えば、物価上昇を差し引いたとしてもお金を増やすことが可能です。
例えば、あなたが1,000万円持っているとします。それを元本として年利0.001%(大手銀行の普通預金金利)で複利計算をすると、30年後にいくらになっているか。
たったの10,003,000円で、3,000円しか増えていません(そこから税金が引かれます)。
ところが、年利4%の投資信託なら30年後には32,433975円。利息だけで2,243万円も増えます。
1,000万円のお金をどこに預けて運用するか次第で、1,000万円のままで終わるか、3,200万円になるかでは、人生に雲泥の差がついてしまいます。
同じ1,000万円でも運用力次第で、「3倍の違い」が出てくるのですから。
金融商品(や税金)について、勉強するかしないか、実践するかしないか。
「金融のことなんか難しくてよくわからない」なんて言っている暇はありません。
今後は、お金を管理したり運用する力が、学生から現役世代の誰にとっても必要になります。
頭を切り替え、金融について勉強し、少額から実践し、また失敗の経験を糧にすることで、よりよい人生を送ることができるでしょう。
それでは次号をお楽しみに!




