いよいよ、ここからが勝負です!
9月30日(金)
こんにちは。田村真二です。
昨日から合宿を兼ねて、千葉の海沿いのホテルに来ています。
自宅から車で1時間半ほどの場所ですが、幸い天気も良く、デスク上のPC画面前に広がる海を見ながらの仕事もはかどります。
さて、早いもので9月も今日が最終日。
明日から10月がはじまり、今年も残すところあと3カ月になりました。
フルマラソン(42.195キロ)でいえば、30キロの壁を越えたかどうかといったあたりで、苦しいながらもゴールに一歩一歩近づきつつあることを感じます。
マラソンと同様、ビジネスもここからが勝負です!
これから年末までの行動が今年の結果を左右するだけではなく、来年への足掛かりとなる重要な3カ月間をいかに過ごすか。
ビジネスには「コア・コンピタンス」という言葉がありますが、コア・コンピタンスとは、企業活動において中枢・中核となる「強み」のことです。
この強みは、「競合他社を圧倒するレベルの高い能力」や「ライバルに真似のできないような核となる能力」を指します。
ビジネスでも個人としてでも、コア・コンピタンスを持ち、それを発揮することは極めて重要です。そのためには、「得意なところで勝負する」ことが大切です。
もっとも、「そうは言っても・・・」と思う人もきっと多くいるでしょう。
多くの企業や人がしのぎを削っているなかで、コア・コンピタンスなんて簡単にみつかるわけがない。それよりも今は、目の前のことに集中するほうが大事なのではないか、競合の施策に追従したほうがいいのではないか、と考えてしまうかもしれません。
でも、本当にそうでしょうか?
強みを持つ企業や人と、強みを持たない企業や人。得意なことがよくわかっている企業や人と、よくわかっていない企業や人。どちらのほうが有利かどうかは、一目瞭然です。
フィットネス業界でいえば、女性専用のカーブスは、プール・ジム・スタジオ・お風呂などがある、総合フィットネスクラブのような充実した施設や設備を有していません。施設規模で言えば、数十分の1のサイズですし、営業時間も短く、休館日も多くあります。
しかしながら、身体の悩みや問題を抱えた、運動初心者の中高年女性の健康づくりの場としてなら、カーブスのほうがはるかに勝っています。
これはビジネス世界の「ポジショニング戦略」そのものです。
カーブスは、「ナンバーワンになれるオンリーワンのポジション」を獲得した「小さな巨人」なのです。
リアルの書店が当たり前だった時代に、インターネットで本を販売したアマゾンも同じです。ディズニーランドやUSJ、ユニクロやファッション通販のZOZOなどもそうです。
自社をどこにポジショニングするのかは、ナンバーワンになれるオンリーワンのポジションを獲得するために、極めて重要になります。
特に新規事業を始めるときや、新商品を開発するときは、他社と同じポジションではなく、他社とは違うポジションを意識して狙う必要があります。
中小・ベンチャー企業なら、世界や日本で一番になるのは難しい。でも、地域で一番になることなら可能です。顧客対象者を限定すればさらに目指しやすくなるでしょう。
私もコンサルティングの対象を上場企業「ではなく」、中小・ベンチャー企業に(意図的に)定めています。
なぜなら私自身、双方の規模で働いた経験から、後者の方がより得意であり、成果を上げやすい、つまり「強みを発揮できる」ことがわかっているからです。
ピーター・ドラッカーは、「何事かを成し遂げられるのは、強みによってである」と言いました。フィリップ・コトラーは、「競合するものを明確化し、競合を避けながら、差別化を図るポジショニング戦略」を提唱しました。
これらは企業規模の大小を問わず、ビジネスで成功するための必須条件です。
あなたの会社のコア・コンピタンスは何でしょうか?
そのコア・コンピタンスを最大限発揮できていますか?
それでは次号をお楽しみに!

