高年齢は問題ではなくチャンス!
10月23日(日)
こんにちは。田村真二です。
ここ数年出版業界では、70代や80代といった高齢者に関する本や雑誌の出版が増えています。
この年代の本や雑誌は、以前は「売れない」からと出版業界ではタブー視されていました。聞いた話ですが、著者が本のタイトルに70代や80代を入れたいと言っても、出版社側から「売れませんからやめましょう」と拒否されることがよくあったそうです。
しかし、この業界常識を破って大ブレイクした著者の1人が、医師の和田秀樹さん。
『70歳が老化の分かれ道』や『70歳からの選択』などのベストセラー本を何冊も出しているので知っている人も多くいるでしょう。
また、今年出版された本の中には、『87歳、古い団地で愉しむ ひとり暮らし』や『71歳、年金月5万円、あるもので工夫する楽しい節約生活』といった、普通の生活者の日常生活を書いた本が数万部から10万部超も売れています。
出版社側も最近ようやく気付いたわけですが、「高年齢」には、巨大な潜在マーケットがあったのです。ではなぜ多くの出版社がこれまで避けてきたのか?
それは、かつて売れなかったという思い込みが1つと、もう1つは、日本人の人口構造の変化に業界マーケットとしての気づきがなかったからではないでしょうか。
図を見れば明らかですが、日本人の年齢構造の変化を見れば、高齢者マーケットに潜在客が多くいるのは明らかです(2040年に向けてさらに重要性が増すのは、必至)。
もちろんこれは出版だけに限らず、日本人を対象にしたあらゆるビジネスにも当てはまるでしょう。
視点を個人にかえると、もう年だからとか、定年だからとか、●●歳だからと、年齢を理由に自分の可能性を狭める必要はないということです。
ここでの要点は、年齢は問題ではない。むしろ、チャンスだということです。
より年を重ねているということは、賢明であるということです。その知見を通じて、賢明な判断で自らの可能性を拡げていけば、人生をさらに豊かに過ごすことができるでしょう。
それでは次号をお楽しみに!

