本当はコロナよりも恐い?高齢者の「転倒骨折リスク」
11月18日(金)
こんちには。田村真二です。
街中やショッピングモール、飲食店やホテルなど、最近いたるところでクリスマス演出や関連する音楽を見聞きするようになりました。
一方で、「ああ、またか」と思った人もいると思いますが、最近やたらと「コロナ第8波」に関する報道を見聞きする機会が増えました。
さすがにうんざりしている人も少なくないと思いますが、今日(11/18)の日経MJに、ある意味コロナよりも恐いリスクを知りましたのでシェアします。
体の自由を奪う「高齢者の寝たきりリスク」
健康だった高齢者があることをきっかけに「寝たきり」になってしまうことに・・・。
その原因の1つに、「転倒骨折」があります。
転倒骨折が寝たきりの原因になるということについては想定できると思いますが、1年間にどれだけの転倒骨折が発生しているか知っていますか?
記事によると、「高齢者の転倒骨折は国内で年間約100万件発生する」といわれている」といいます。
転倒骨折が年間に100万件も発生しているとは私も知りませんでしたので、高齢者の骨折についてネット検索して調べてみました。
結論から言えば、やはり高齢者が骨折するほとんどが「転倒」だということです。
■骨折箇所は、主に4つ。
①大腿骨近位部骨折(太ももの付け根付近骨折)
②脊椎圧迫骨折(背骨の骨折)
③上腕骨近位部(腕の付け根骨折)
④橈骨遠位端(とうこつえんいたん)骨折(手首の骨折)
■高齢者が骨折しやすいとされる原因は、以下の3つ。
①骨粗しょう症により、骨の強度が低下していること。
⇒80代の女性の約5割が骨粗しょう症といわれる。骨粗しょう症のほとんどが女性。
②筋力低下で転倒しやすい。
⇒筋肉量が減少すると、バランス機能も低下してしまい、転倒しやすくなる。
③栄養不良で皮下脂肪が少ない。
⇒加齢によって、皮膚を形成する表皮や真皮、皮下組織が薄くなり、皮下脂肪の減少により骨が保護されないため、転倒した際骨折しやすくなる。
高齢者の骨折予防法
■高齢者の骨折予防に効果的な方法は、以下の3つ。
①転倒しにくい生活環境
⇒高齢者が最もケガをしやすい場所は、「自宅」とされている。わずかな段差でも高齢者にとって転倒の原因となるため、バリアフリーなど生活環境の整備を行う。
②適度な運動をする
⇒骨に適度な負荷を与える程度の、筋力を維持するための運動(ウォーキング、ジョギング、スイミング、軽い筋トレなど)が必要になる。加えて、日光浴でビタミンDをつくる。
③栄養バランスのいい食事をする
⇒骨密度の低下を防ぐために、カルシウム・タンパク質・ビタミンDなどの摂取が必要になる。
今年に入って、私の義母や義叔母がそろって自宅内の転倒で骨折し、(幸い寝たきりにはなりませんでしたが)病院で数週間治療が必要になりました。
そんなこともあって、さほど大きな記事ではない「転倒骨折」に目が留まったのだと思いますが、まさに他人ごとではありませんね。
まさか自分が自宅で転倒して骨折するなんて思いもしなかった、と後悔しないためにも、高齢者の骨折予防法の3つは行っておいた方がいいですよね。
自分の家族や知り合いに運動不足の高齢者(女性)がいる方は、ぜひ知らせてあげてください。
それでは次号をお楽しみに!
