フィットネス新規入会者を増やすための広告戦略
2024年1月23日(火)
こんにちは。
ウェルネスビズの田村真二です。
近年、新聞折込みチラシの効果が低下しています。
その理由は明白で、そもそも新聞発行部数が毎年大幅に減少していることです(図参照)。
新聞発行部数は2000年の5,371万部から、iPhoneの国内販売が始まった2008年には5,149万部となり、その後急減し、2023年には2,859万部と2000年の半分近く(53.2%)にまで減少しています。
とはいえ、「チラシは効果がない」と結論付けて、集客をオンライン広告やSNSだけに依存することは危険です。
なぜなら、チラシ(を含むオフライン広告)の効果がなくなったわけではなく、潜在客や見込み客にチラシが届いていないこと(およびチラシの内容)が問題の本質であるからです。
その証拠として、ユニクロは毎週金曜日や特別なセールの際には必ず新聞折込みチラシを行っています。
フィットネス業界では、2005年の日本1号店出店以降、カーブスは新聞折込みチラシを現在も継続しています。また、創業から1年5カ月で会員数101万人を達成したchocoZAPも、大型チラシを新聞折込みよりもはるかに費用の高い戸別ポスティングで何度も実施しています。
つまり、チラシは今なお効果があると言えるのです。
チラシの反応が低い理由は、「見られていない」「内容が悪い」からが原因です。
このことに気づかずに、安易なチラシのカットや効果のないチラシを出し続けている企業は少なくありません。
また、オンライン・オフラインを問わず、広告の反応を調べていない企業も多くあります。
チラシなら「見学者や入会者にチラシを見たかどうかを尋ねる」、ウェブなら「毎日クリック数やリード数を調べる」ということを行っていない企業がほとんどです。
さらに、広告の反応率を改善するためには、顧客のフィードバックを積極的に収集し、それに基づいて広告内容やメディアを見直すことが必要です。
こうした地道な作業を怠る企業は多くありますが、リアルタイムなデータ分析と定期的な調査を組み合わせ、広告戦略を最適化することが、広告活用の成功への近道です。
あるフィットネスクラブはチラシ(およびウェブサイト)を1から作り直し、チラシを新聞折込み主体からポスティング主体に変えたことで、新規入会者が以前の2倍以上に増加しました。
このクラブは、新しい広告戦略が成功し、入会者が増えたことで会員数を増やすことに成功しました。
この成功例が示すように、フィットネス新規入会者を増やす上でチラシはもはや効果がないと安易に結論付けず、柔軟な広告戦略とクリエイティブなアプローチが、広告の成果を上げる鍵となります。
それでは次号をお楽しみに!

