ルネサンス 2026年3月期第1四半期決算発表
2025年8月11日(月)
こんにちは。
サクセス発行人の田村真二です。
株式会社ルネサンス(以下、当社)は8月8日、2026年3月期第1四半期決算(2025年4月1日から2025年6月30日まで)を発表しました。その内容の要約をお知らせします(当社2026年3月期第1四半期決算短信より一部抜粋)。
■増収減益
売上高 155億60百万円(前年同期比0.8%増/前年同期差1億25百万円増)
営業利益 △2億80百万円(前年実績3億60百万円/前年同期差△6億40百万円)
経常利益 △5憶18百万円(前年実績2億30百万円/前年同期差△7億48百万円)
純利益 50百万円(前年実績1億95百万円/前年同期差△1億45百万円)
注:△はマイナス
経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年6月30日)の業績は、売上高において、4月、5月にスポーツクラブ事業の集客及びホームフィットネス事業(家庭用運動機器の販売事業)の販売に弱さが見られたものの、6月以降は両事業ともに持ち直し、回復基調にあります。
コスト面においては、春夏の入会キャンペーン強化に伴う営業促進費や人件費等、一部費用が計画に対し上振れました。また、4月、7月開業の総合型スポーツクラブ2施設の開業費用等約1億20百万円及び既存店23施設におけるリニューアル投資の費用を含んでおります。
なお、税効果会計において、2025年4月1日に吸収合併した株式会社スポーツオアシスを含めた将来の課税所得を見積もり、繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討したうえで、法人税等調整額(益)を6億5百万円計上いたしました。
この結果、売上高155億60百万円(前年同期比0.8%増)、営業損失2億80百万円(前年同期より6億41百万円減)、経常損失5億18百万円(前年同期より7億48百万円減)、親会社株主に帰属する四半期純利益50百万円(前年同期比74.1%減)となりました。
なお、前連結会計年度において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前第1四半期連結累計期間の数値については、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。また、当社グループは、9月1日付けで組織改定を行うことを決議しました。組織を事業部制に移行し、意思決定及び各種施策の実行スピードを高めてまいります。
スポーツクラブ事業
スポーツクラブ事業では、引き続く物価上昇の影響等を受け、4月、5月は新規入会者数が計画を下回って推移しましたが、販促等強化した結果、6月以降は好調に推移しております。
また、当第1四半期連結累計期間において、4月に「スポーツクラブ&サウナスパ ルネサンス 東札幌24(北海道札幌市)」を新たに開業したほか、7月に開業の「ス ポーツクラブ&サウナスパ ルネサンス・ビエラ明舞24(兵庫県神戸市)」のプロモーションを実施しました。
さらに、施設の安全性と快適性向上のための修繕や、スポーツクラブが運動するだけの場ではなく日常を豊かにする場となるよう、既存店23施設においてサウナ・スパエリアの拡充やコワーキングスペースの導入等のリニューアル投資を実施しました。
この結果、スポーツクラブ事業の売上高は133億34百万円(前年同期比1.3%増)、在籍会員数は439,824名(前年同期比1.5%増)となりました。 当第1四半期連結累計期間より、オンライン会員数を含めず、ルネサンスベトナムのスポーツクラブ在籍会員数を含めた数値にて記載しております。
地域・自治体向けの健康づくり事業
スポーツクラブ運営のノウハウを活かしたBtoG領域(地域の健康づくり)では、学校のプール施設の老朽化に伴う維持管理費の増加や水泳授業に係る教員の負担、天候の影響による授業回数の確保等の社会的なニーズの高まりを受け、学校の水泳授業の受託数が前年同期比75.4%増となりました。
また、5月に熊本県菊陽町と「健康づくり等に資する包括連携協定」を締結し、地域の健康づくり支援における自治体との連携を強化しました。
公共施設等官民連携事業 (PPP)においては、東京都東大和市、福岡県北九州市、沖縄県名護市において新たに8施設の管理運営を開始しました。さらなる拠点数の拡大に向けて、案件獲得の体制及び運営体制の強化に取り組んでおります。
企業・健康保険組合向けの健康づくり事業
BtoB領域(企業・健康保険組合向け働く人の健康づくり)では、住友生命保険相互会社のVitality会員等、企業の有する顧客に向けた、オンラインレッスンサービス「RENAISSANCE Online Livestream」等の提供や、企業・健康保険組合等に向けた、ヘルスリテラシーの向上を通じて企業の健康経営の実践を支援するオンライン健康サービス「スマート Action」の提案に取り組みました。
介護・医療周辺事業
介護・医療周辺事業では、リハビリ特化型デイサービス「元氣ジム」において、5月に「ルネサンス 元氣ジム東久留米(直営)」(東京都東久留米市)、6月に「ルネサンス 元氣ジム目白台(直営)」(東京都文京区)及び「ルネサンス 元氣ジム広島宇品(フランチャイズ)」(広島県広島市)の計3施設を新規開設しました。
直営2施設は、理学療法士等の採用等の課題に対応し、施設運営の品質と効率性を高める運営モデルでの開設となります。
また、介護施設を運営する事業所等に向けたオンライン体操教室等のソリューション提案に取り組みました。なお、介護リハビリ事業の拡大に向け、M&Aを含めた検討を行っております。
この結果、当第1四半期連結累計期間における介護・医療周辺事業の売上高は5億50百万円(前年同期比14.8%増)となりました。
ホームフィットネス事業
ホームフィットネス事業では、前年度にスポーツオアシスからルネサンスにブランドスイッチを行った影響等により、売れ筋商品であるステッパーの販売ペースが4月、5月において落ち込んだものの、6月に入り売上は回復傾向となりました。
また、ステッパーの新たな商品モデルや介護リハビリ事業のノウハウを取り入れたTV通販向け新商品等の開発に取り組んでおります。
この結果、当第1四半期連結累計期間におけるホームフィットネス事業の売上高は10億10百万 円(前年同期比7.0%減)となりました。
なお、当社グループは、9月1日付けで組織改定を行うことを決議しました。詳細につきましては、「組織変更及び人事異動に関するお知らせ」をご覧ください。
以上の結果、当第1四半期連結会計期間末の当社グループの施設数は、スポーツクラブ231施設(ルネサンス:直営 141施設、業務受託84施設、運営支援4施設、RENAISSANCE VIETNAM,INC.:直営2施設)、小型業態2施設(ルネサンス:直営1施設、RENAISSANCE VIETNAM,INC.:直営1施設)、介護リハビリ50施設(直営39施設、フランチャイズ11施設)、アウトドアフィットネス10施設(直営3施設、業務受託7施設)の計293施設となりました。
●田村コメント
今回の決算から見えるのは、「フィットネス市場全体は成長しているが、ルネサンスを含む総合クラブ大手はその成長を十分に取り込めていない」という事実です(詳細はこちらのブログご覧ください)。特に利益面では、施設維持コスト・人件費の高止まり、エネルギー費用の上昇が重しとなっています。さらに、低価格・無人型・専門特化型など多様な業態が利用者の選択肢を広げ、従来型総合クラブは成長を奪われている構図が明らかです。「総合クラブだからこそできる」強みを再定義し、価格以上の価値を感じてもらえる仕組みづくりが急務となるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
次号もお楽しみに!

