2023シーズン総括 | 桜伐ル馬鹿梅伐ラヌ馬鹿

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北海道のサイクリング好きのブログ。

今年は12月30日時点で走行距離18133km、明日も含め18200km程だろう。自分の中では悪くなかった。

夏以降気持ちが乗り切らない時期があったのは勿体なかったから、来年以降はモチベーションをうまく維持できるように考えて行きたい。

2017年を最後にしばらく参加していなかった競技に復帰したのは本当に良かった。

個人でロングを走っているだけに比べて協議に参加すると技術的にもフィジカル的にもレベルアップする。それによって行動範囲も拡がるし、仲間も拡がる。

しっかり練習することでシーズン全体が豊かになると感じた。

 

主な出来事について振り返ってみる。

【競技復帰】

参加したのは3月のしろさとTT、5月のひたちなかタイムトライアル、6月のニセコクラシックのTTだ。

3月のしろさとTTを見据えてローラーを普段よりも長めに回していた事で、本番で結果が出たと共に春先のコンディションも調っていてライドを楽しむ事が出来た。

 

 

5月のひたちなかタイムトライアルでも反省は残ったが出し切る事が出来た。

 

 

6月のニセコクラシックでは本番の出力が290W程度と普段のライドと比べても低くて課題の残る結果となった。

 

 

ニセコクラシックではバイクに慣れていなかったのもあるが、今考えると、自分に出来る事と出来ない事がはっきりしたのかなとも思う。

自分はレースのためといえど、趣味と方向性がずれる事を続けることは出来ないのだ。

 

しろさとTTとひたちなかタイムトライアルは普段楽しくやっているホームコースでの巡航やロングライドをするだけで準備になるので、楽しみながら備える事が出来た。一方でニセコのTTは距離が短くて自分が楽しめる分野とずれる。

来年もニセコは参加したいと思っているが、ニセコ対策に打ち込んで普段のライドを曲げるような事はしないで行こうと思う。

もちろん中途半端で通用するようなレースでは無いのだが、普段のライドで自分の気が向かない事をするのは不可能だ。

バイクの乗り込みが進んでコンディションが良くなればセグメントのタイム更新などしたくなるタイミングも来るだろうし、それを短距離TTの練習とすれば良い。

 

【最大出力更新】

5月にホームコースの銀山~都をキツいペースで突っ込んでそのままキープしたら自分史上最大の出力が出た。

15分弱で376Wだ。41歳でも伸びしろがまだまだある感じがして嬉しかった。

Madoneで腰回りや股関節主導でバランスよく力を出し続けられた結果、途中で疲労するのを抑えられたのだと思う。

パワーメーターが壊れたのかと思うような出力となった。

これを狙ったタイミングで出せる様になって行けたら、ライドの幅が大きく拡がると思う。

 

【夏】

8月の前半は30度ほどの気温が数週間続いて北海道としては暑かった。

ライドも捗らず活動量もどんどん落ちて11月のしろさとTTは明らかに微妙な走りになりそうだったのでDNSした。

暑い中でまともに走るのは不可能なので来年もこの時期にライド量を稼ぐのは難しい気もする。

 

【秋】

10月上旬に仲間と参加したすすきの200は本当に楽しかった。

工藤さん、笹谷さん、奥山さんは全員強くて、特に沖縄前の奥山さん(沖縄では130km逃げた)のスタミナとパワーは凄かった。

今年一番の写真かもしれない。

 

島野くんと行って帰りに牧野くんと合流した旭川ライドも楽しかった。

2人は全国区のレースでも常に上位、群馬CSCやニセコクラシックなどで優勝する最強クラスの選手だ。ロングでの巡航も相当速い。

自分はやる気が出ない時期に「ロングライドならフィジカルが多少鈍っても何とかなる」と自分の中で言い訳するのだが、それは完全に誤りだと感じた。鈍った体では途中腰が痛くなったりしてハイレベルなライダーと一緒にライドを楽しむ事は出来ない。フィジカルが充実している程楽しく安全に熱い走りが出来るのだと痛感した。

痛感したことそれ自体が自分にとって大きな価値のあるのもだった。ポンコツな自分だったけど、一緒に走ってくれた2人に感謝です。

 

 

今年は以上のような感じだった。

春に向けてまたコツコツローラーを回して、来年のライドを楽しく安全に熱いものにするために備えて行きたい。