6月5日、6日 函館往復 | 桜伐ル馬鹿梅伐ラヌ馬鹿

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6月5日と6日で函館まで往復した。

以前は函館までのライドとなると到着した時点で心身共に満足してしまって帰りは輪行だったが、今年は特に苦を感じることもなく帰りも自走できている。肉体的にロングへの順応が進んだのもあると思うが、それ以上に翌日に精神的な余裕を残すことに慣れたのだと思う。

 

【往路】

往路は行程の多くが向かい風だった。

 

大沼まではペース走として走り、一度ログを切りそこから五稜郭公園前の定宿までは完全にリカバリーペースで走った。

補給は小樽から大沼までの間で岩内、黒松内、八雲だったと思う。使った金額は1000円程で、停止ごとにパン1つと飲み物1本という感じで行くことが出来た。家を出る時と黒松内ではエナジードリンクを飲んでいる。

かなり補給が少ない方だと思うが、これは平日含めLSDペースで長時間走ることで体が慣れている事と、冬場のローラー等で強度をかけたトレーニングをしたことでベースラインが上がった事によるものだと思う。

 

向かい風でも出す出力自体は追い風や無風とほぼ変わらないが、惰性を使うことが出来ずトルクを抜くことが出来ない点と、延々とエアロポジションをキープすることで特定部位に負担が集中しやすい点が難しい。

この日はその辺りの練習と割り切って淡々と回し続けた。

 

消費カロリーは距離相応に高かったので宿では久しぶりにラッキーピエロのスペシャル生ベーコンエッグバーガーとチャイニーズチキン10個をレモンサワーと共に。他にもチータラやら何やら、沢山飲み食いした。

 

【復路】

帰りは最近のお気に入りルートである尾花岬周辺を通り帰ることにした。

宿から余市まででちょうど300km程で、そこまではペース走。ログを一度切って余市から小樽まではリカバリーとして走ることにした。

前日と風向きがあまり変わらず復路は追い風ライドとなった。

 

往路と比較して平均移動速度は6.5km/h速い。宿から江差までは横風か向かい風だったが、それ以外はほぼ追い風でちょうど往路で向かい風だった割合がそのまま追い風になったような形だ。

途中乙部町の元和台から熊石までの長めの区間で設定されているセグメントでKOMペースで巡航したがなぜかログには反映されず。残念だった。

熊石を抜けて大成~太田~太櫓海岸あたりの20km程の区間では今回も片手で数えるほどしか車を見なかった。昨今のご時世で外出を控えている人が多いのかも知れないが、自分が知る限りではこの辺りは北海道でもトップクラスの秘境だ。

 

セイコーマート瀬棚店ではゴミ箱が使えず。

その後は前日の疲れが出たのか少し集中力が下がりそうな予感がしたので島牧、歌棄、岩内とちょくちょく停止しながら帰った。

補給に使った費用は1500円程だった。

 

 

 

この2日間でリカバリーも含め560km程走ったが、去年までと比べてかなり体力的には余裕があった。

全く負担感なく週末に函館を往復できるようになった事は、これからの遊びの幅が拡がる事につながるから嬉しい。

それを実感できた意味ある週末だった。