5月4日 函館200自走入り | 桜伐ル馬鹿梅伐ラヌ馬鹿

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北海道のサイクリング好きのブログ。

5月4日と5日、函館に自走入りして函館200を完走した。
その週の日月と弘前~松前~五稜郭と花見ライドをしていて、それに引き続くGW遠征の締めになった。

自走入りのログはこちら。

七飯の道の駅で一度ログを切ったが、合計260km程。
七飯まででみると走行時の平均27.6km/h、出力は166Wと、半年ほどほぼ何もしていなかった割に普通に近い値だった。


小樽出発は2時前で、朝里の山岡家でにんにくたっぷりのえび味噌ラーメンを食べて2時半頃に走行開始。
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塩谷~余市の恐怖のトンネル4連続区間は余市側の2つのトンネルが1本の新トンネルになっていて広い歩道もついているので安心して走行できた。小林峠下のトンネルによく似ている。
前の2つも新しくなるそうなので、早くそうなって欲しい。そうなれば不安感無く5号線で余市まで行ける。

余市を過ぎて仁木のあたりで空が白み始めた。
稲穂峠を真っ暗で通過するか山の輪郭が見える状態で走れるか、気分の違いは大きい。この日は月も比較的明るかったのでリラックスできた。

稲穂峠の下りでは、フィッティングでハンドルバーがコンパクトなものに変わったことで前と感覚が全く違った。前は深く遠いハンドルの下を握って、深く遠い位置に体重をかけてラインを作って曲がっていた。スキーでエッジに荷重して切っていく感覚に近かったのだが、今は浅く近くなったので以前ほどエッジに思い切り荷重して切り込んで行く感覚が得られていない。
これは慣れて行った方がいいだろう。

倶知安峠が長く感じ、倶知安市街で休憩。
倶知安で補給と言えば駅を少しこえたところにある異常にお酒の豊富なサンクスと決めていたのだが、閉店していた。これにはショック。
活気があるように感じたし、ベンチやゆったり広いトイレなど自転車での休憩に最適だったのだ。

仕方がないのでその少し先のセイコーマートで休憩。コーラとプリンを摂取。
朝で気温が低く、休憩で体温が下がっていたので走り始めは震えが出た。

毎年走りは始めの時期に色々とライドの辛い部分を思い出すのだが、これもその一つ。雨天続きや道北の山中の夜間走行などでは、走っているときはまだ良いのだが一旦体温が下がって風にさらされるとガタガタ震えるくらい寒い。
雄武400、大雪600の初参加時や台風で中止になった北海道1200での寒さは今でも覚えている。

山岡家でがっちり食べていたので補給は少なめでいいだろうということで、あとは適当に疲れて来たらジュースでも飲みながら行くことにした。

倶知安から黒松内の区間はアップダウンがあるが道自体は走りやすい。夜間は少しさみしいが、のどかな田園地帯だと判っていれば怖くはない。
函館への別ルートである岩内経由の日本海岸沿いは、特に夜間は何ともいえない寂しさがある。月が明るい時は海に反射した光の帯がきれいでまだ良いのだが。

蘭越をこえて黒松内に向かうあたりでAJHスタッフのHさんに車から声をかけていただいた。登りで自分はひどい表情だったと思うのだが、お話しして気持ちが上向いてきた。
Hさんは車で恵山まで行ってトレッキングをされるらしい。
お互い完走まで安全に行きましょうということで別れ、走行再開。

少し走って黒松内の道の駅でジュースを1本飲んだ。
ここはピザが美味いことで有名なのだがまだ食べたことがない。変な時間にとおることが多いから仕方がない。

黒松内からは下り基調で長万部。普段はここで補給するのだが今回はパスしてもう少し走ることに。

長万部からの海沿いは向かい風基調で少しきつい。まともに補給を取っていなくて疲れてきたのと腰痛が出始めたことがあって、1時間おきくらいに休憩しながらゆっくり行くことにした。
まずは黒岩のあたりでジュース休憩。
再び走り出して落部でカレーまん+ジュースの休憩。
森をこえて大沼の少し手前でピザまん+モンスターの休憩。
この間は特に印象に残っていることは無いが、雨がパラついて輪行しようかという気になった。結局路面が濡れるレベルにはならなかったのでそのまま走った。

大沼でのモンスター摂取後、6kmで登りが終わり、トンネルを抜けて下ってすぐ七飯の道の駅だった。
これならモンスターは要らなかった。

七飯ではそれまでにも増して風が強く、腰も痛かったのでここで一旦ログを切った。
この後は歩くようなペースでしか走る気がしなかったし、そのログを続けてしまうと巡航の平均出力などがわかりにくくなるからだ。
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走行全体でみると、(記事の分量を見てもそうだが)長万部以降、海沿いに出て平坦になってからの印象が薄かった。このルートはよく走るのだが、夜間に走るとタイミングによってはイカ釣り船の灯りがきれいで印象に残ることもあるのだが、今回はそんなこともなかった。
夜間~早朝でアップダウンもある状況の方が集中力が求められるし内容も濃くなるのだろうか。

道の駅で適当に休憩した後はゆっくり駅前まで行ってホテルにチェックイン。
途中スピード商会とチルノワでボトルなどを買った。
チルノワで見つけたSURLYのゴム製のタンブラーは面白かった。
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前から気になっていたまるきんの焼きそばを食べた。独特のパキパキした触感のある麺で美味しかった。
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腰が既にバキバキで、翌日はDNSか…と少し心配になったのでとりあえず大人しく寝ることにした。