前日、前後不覚で寝入ってしまい、朝食はいつもより遅く午前7時半からになりました。朝から快晴です。放射冷却で冷え込んだものの日差しが当たって気持ちのいい朝です。2日目のスキー練習は、昨シーズンの終わりに買った新しいスキーとブーツですることにしました。今まで使っていたブーツとソール長が少しだけ違って、ビンディングの付け替えができなかったので(ねじ穴が干渉するため)、新しいブーツを使うときはスキーも新しい方を使います。
新しいブーツはNORDICA(ノルディカ)のAll MOUNTAIN(オールマウンテン)GPX130というモデルです。今まで使っていたNORDICAのDOBERMANN(ドーベルマン)WCEDT130と硬さは同じですが、ラスト(靴底の最大幅)が98mmと3mm広くなっています。
WCEDTは編み上げブーツになっているインナーを履いてから、インナーごと足をシェルに入れるタイプでした。GPXも同じようにインナーを履いてからシェルに足を入れようとしたのですが、朝のマイナス5度のゲレンデでは、硬くて全然入りかけしません。WCEDTは底が狭くて上が広くなっています。それに対して、GPXは上が狭くて底が広くなっています。上から見たところではGPXの方が幅が狭いブーツに見えます。ブーツの構造が違っていて、足の入り口に当たる上側が狭いので、WCEDTのような履き方はできないようです。
インナーごと足を入れるのは断念して、まずインナーだけをシェルに入れることにしました。ところが、これがまた入りません。GPXのインナーはコルクが入っています。シェルにインナーを入れようとしても、インナーのかかと部分のコルクが硬くて入らないのです。インナーの上部(すねを包むところ)を棒のように細く絞って、上から力ずくで押さえつけてなんとか入れることができました。ブーツを履くだけで20分くらいかかってしまいました。マイナス5度なのに、早くも汗だくです。次回からは暖かい室内でシェルにインナーを入れておくようにします。
GPXのインナーは熱成形して足に合わせるようになっていますが、ぼくは熱成形していません。熱成形しなくても、だんだんコルクが足になじんでぴったりフィットするそうです。特に当たる部分もないので、時間をかけてなじませることにしました。履くのには苦労しましたが、履いてしまえば、快適なブーツです。欲を言えば、ラストがもう少し狭くて、WCEDTと同じ95mmだと言うことなしですが、そうすると履ける人が限られてしまうので致し方ないでしょう(ぼくも履けないかもしれません)。
スキーはELAN(エラン)のBLOODLINE(ブラッドライン)181cmです。サイドカット90-64-80、R31.2と、今どき珍しく細身の直線的な板です。今まで使っていた板が幅広だったので、今までは幅広の板に95mmの細いラストのブーツ、新しい組み合わせは細身の板に98mmの幅広のラストのブーツと対照的な組み合わせになりました。
1本目、フラットを滑ると、前日と同じように気持ちよくターンできました。雪質がいいということもあるとは思いますが、要するに、うまく滑れないのは、スキーやブーツのせいというよりも、スキーへの荷重の仕方の問題ということですね。PCP代表の栗田興司さんに指導してもらったリアライン・トレーニング(蒲田和芳・広島国際大学教授提唱)で膝が内倒しないようにしたスクワットを練習し、膝小僧が前に出ないスクワットでくるぶし荷重を習得した効果が出ていると思います。
午前中は、こぶの中でのターンの練習をしました。左の股関節の動きが悪いことがわかったので、その点に注意しました。ストックワークとスクワット動作との連動がまだうまくいっていません。これは次回以降に練習したいと思います。
3連休の初日で快晴とあって、ゲレンデは人でいっぱいです。下部ゲレンデが開いていないので、みんな上部ゲレンデに来ます。前日、ゲレンデの真ん中に作ってしまったエア台を壊して、人通りの少ない別の場所に作り直したのは正解でした。
午前11時に昼食休憩をとりましたが、レストランは早くも超満員。そそくさと席を空けて、正午からエア練習をしました。日差しで当たって暖かいので、ゴアテックス3レイヤーのウェアの下は、スキンズ1枚です。つまり、保温効果のないぺらぺらのウェアの下に肌着1枚ということです。
エア台のスペックは最終的に、飛び出し角度30度、アプローチの斜度30度になりました。平均斜度20度くらいの緩斜面に作りましたが、急いで作ったせいもあって、けっこうな「かっくん台」になってしまいました。キッカーをもう少し前に出してトランジションを長くできるとよかったのですが、これも練習と思って直さずに飛びました。
キッカーで体が前のめりになったり、体がつぶされてしまったりして、なかなか思い通りに軸が作れません。「かっくん台」は難しいです。ツイスターを入れるまでだいぶ時間がかかりましたが、しっかり踏むことを意識して、なんとかダブルツイスターができました。
あとは問題の着地です。着地で力が抜けてしまうとターンに入れないだけでなく、膝を傷めることにもつながります。思い切り踏み込む着地を試してみました。
トランポリンでは、演技を終えた後の着床で、チェックと言って、全く跳ねずに止まらなければなりません。これが初心者にはけっこう難しくてなかなかできません。ぼくがコツを教えるときには、思い切り踏み込むように言います。初めてトランポリンをする人が、高く跳ぼうとして、思い切り踏んでも踏んでも全然上がらないというあの動作をするのです。高くジャンプした後、着床時に思い切り踏み込むのは少々怖いのですが、それを怖がらずに思い切り踏み込むと、不思議なことに、全く跳ねずにピタリと止まることができます。
同じ感覚でジャンプの着地で力の限り踏み込んでみました。なかなかいい感じです。少なくとも膝が痛くなることはありません。踏みきりも全力、着地も全力です。動作が中途半端になって、力が抜けるとけがのリスクが高まります。
昨日も今日も、よく滑り、よく飛びましたが、今までのように膝が痛くなることはありませんでした。スキーをしない日、家でスクワットなどの基本練習をしっかりとやっておけば、まだまだ練習を続けられそうです。