ウイング・ハット春日部/春日部市総合体育館 | Stadiums and Arenas

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スポーツ観戦が趣味の筆者が、これまで訪れたスタジアム・アリーナの印象を綴るブログです。

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春日部市総合体育館/ウイング・ハット春日部
開場年2002年
集客可能人数3584人
アクセスウイング・ハット春日部バス停(朝日バス春日部駅ーウイング・ハット春日部経路、
せんげん台駅―ウイング・ハット春日部経路)から歩いてすぐ
武里駅(東武スカイツリーライン[伊勢崎線])から徒歩約30分


(写真は明記されていない限り、2018年9月29日のB3リーグ、埼玉ブロンコス大塚商会越谷アルファーズの試合より)



上:外観
下:内装・入口側から

その名の通り、埼玉県春日部市にある総合体育館。羽の付いた帽子のような屋根が特徴的なので、ウイング・ハット春日部と言う愛称がついている。ホームページやバス停でもこの名前を使用しているため、愛称もかなり一般的である。

2002年に開場した体育館で、イベント時にはメインアリーナに3584人が収容可能である。アリーナ2面、トレーニング室、スタジオ、会議室2つ、ランニングトラックがあり、イベントがない時には施設が一般開放されている。

メインアリーナの客席には3584人が収容でき、自治体の総合体育館としてはなかなかの集客能力を持つ。そのため、毎年新日本プロレスの巡業の会場として使用される。また、2018-19シーズンに開幕する卓球Tリーグの会場として使用されることも決まっており、埼玉県を拠点とするT.T.彩たまの試合を開催する。

バスケでは、2005年にbjリーグが誕生してから埼玉ブロンコスの準本拠地に指定され、毎シーズン数回ホームゲームを主催していた。だが、2020年にオーナーが変わりさいたまブロンコスとなってからは、ホームゲームが行われていない。その代わり、2019-20シーズンには、同じく埼玉県に拠点を置く越谷アルファーズがB2リーグに昇格したことから、以後このチームの試合会場として使用されるようになっている。

2004年の国体、2008年の高校総体が埼玉県で行われた時には卓球の会場として使用され、2012年には春日部市出身のプロボクサー、内山高志が世界タイトル防衛戦を行うなど、不定期イベントの会場としての実績も豊富である。






上:バックスタンド
中:メインスタンド
下:試合の様子(メインスタンドからバックスタンド側を臨む)

メインスタンド、バックスタンド、そしてアリーナの入口の反対側のゴール裏に座席があり、固定席がフロアを馬の蹄のように取り囲む。フロアは、所沢市民体育館ほどだだっ広くはなく、客席とフロアの距離は近いので、コートのアクションは見易い。ただ、メイン・バックスタンド側に長い分、固定席の端に座るとコートが遠ざかるので、できるだけメイン・バックスタンドの中央に座った方がいい。

最寄駅は東武伊勢崎線(正式名称はスカイツリーライン)の武里駅だが、ここから歩くと30分かかる上にバスが通っていない。バスを利用する場合、東武伊勢崎線のせんげん台駅か、東武伊勢崎線及び野田線(公式にはアーバンライン)が通る春日部駅からバスで20分ほどかかる。春日部駅からはバスの本数が少ないので、現実的にはせんげん台駅から乗ることになるだろう。春日部駅からくる場合は、事前に時間を確認しておいた方がいい。駐車場は198台が止められるとのこと。

市街地から少し離れたところに作られているが、体育館の周辺にはファストフードやファミレス、コンビニがいくつかあり、周囲に何もないように見えて意外と食事処に困らない。イベントの時には売店も出るので、食糧調達にはそれほど困らないだろう。もちろん、駅周辺で調達するという手もある。

(下の写真は、全て、2015年12月19日、bjリーグ埼玉ブロンコス高松ファイブアローズの試合から)
           



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ウイング・ハット春日部の紹介(春日部市公式ホームページより)