かけ算の対称性 | わくわく!さんすう子育て~幼児さんすうインストラクター曽山桂子のブログ~

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数検10級を受ける目安に「九九がわかっていること」があります。
かけ算はその理解とは別に、九九の暗記をしなくてはなりません。
九九はいわば算数のための道具を揃えるようなものですから、反復して記憶する作業が必要になります。



息子が3歳の頃、本屋さんで息子が欲しがったものが、九九表でした。

自宅の壁に貼ったその九九ポスターを息子はとても気に入って眺めていました。



九九の歌も好きで、九九の暗記は歌を通して行いましたが、ポスターのいいところはクイズをしやすいところです。

「2×3は?」と出題すると「2×3=6!」と表を指差して楽しそうに答えていました。


また、答えが2つではなく3つあるものや、4つあるものを見つけるのも好きでした。

例えば、「かけて16になる数」の答えは2×8と8×2と4×4の3つありますし、「かけて18になる数」は2×9と9×2と3×6と6×3の4つありますね。
全部見つけて「正解!」と言われると、とても満足そうでした。


そんなクイズで遊んでいると、次第に九九の表の対称性に注目するようになりました。

1×1、2×2、3×3のような同じ数の掛け算を中心にして、例えば3×5と5×3はちょうど反対側にあります。

この発見から、息子は2つの数のかけ算はひっくり返しても答えが同じだときうこと学んだように思います。



素敵なお部屋にポスターを貼るのに抵抗がある方もいるかもしれませんが、子どもがかけ算の面白さを自分で発見するきっかけにとてもオススメです。