2分の1が「半分」なことにも興味を持ったので、1÷2=1/2
1÷3=1/3
と、割り算の話を分数パズルを使ってしました。
「割り算もっと問題だしてー!」というので、ちょうどおままごと用にあったお皿とビーズで割り算を解いていく遊びをするようになりました。
これとボーネルンドのジャイアントビーズを使って割り算ごっこを楽しんだわけです。
例えば、「8÷4=」と私が問題を出すと、息子はビーズを8個とお皿を4枚出して、ビーズをお皿に均等に入れていきます。
そして、一つのお皿に乗っているビーズの数を「わかった!2!」と答えます。
そんなやり取りを楽しんでいました。
ただ、この方法。
遊びとしてはとても楽しくて、もちろんやってよかったのですが、割り算の習得にはあまり繋がらないというのが私の感想です。
「全部で6個あるものを3人にわけると一人分はいくつ?」という割り算のアプローチを「等分除」と言います。
私がお皿とビーズを使って息子と遊んだやり方ですね。
一方で、6÷3について「6は3がいくつ分?」と問うアプローチは「包含除」と呼ばれます。
これは掛け算と対になるアプローチですね。
そして、私の経験上、割り算がわかるようになるのは「包含除」掛け算と対になる考え方の方です。
息子もこの時は割り算の理解ではなくて、ビーズを均等にわけることを楽しんでいました。
特に、秩序生へのこだわりがでてくる幼児期だったから、それが楽しかったのかもしれませんね。