0歳児にかずを数えてあげると | わくわく!さんすう子育て~幼児さんすうインストラクター曽山桂子のブログ~

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当時、私たちはマンションの7階に住んでいました。
息子はまだ歩けませんでしたから、抱っこしてエレベーターに乗り、いつもお出かけしていました。




ある時、息子がエレベーターの階数表示をじっと見ているのに気づきました。

ある調査によると、エレベーターに乗っている人の6割くらいは階数表示を見ているそうです。
私もエレベーターに乗るとつい階数表示を見てしまいますが、赤ちゃんもなんだなーと思いました。

その頃の赤ちゃんの視力はだいたい0.2くらいと言われていますから、抱っこした息子の目から70cmくらい離れた階数表示がどのくらい見えていたのかはわかりません。

でも、その時からエレベーターの中で「1.2.3.4.5.6.7」と階数表示に合わせて数えるのが私の習慣になりました。
だんだんと息子も数えてあげると喜ぶようになったので「10階に住んでおけばよかったかなー」なんて夫と笑って話したりもしました。



そんなある時、息子がぐずって泣きやまないことがありました。

お腹はいっぱいだし、オムツも綺麗だし、服も暑くないはず。
泣きわめく息子を抱っこしながら、歌を歌ったり、お気に入りのおもちゃを見せたり、あやしてみるのですが…泣きやまない!

ちょうど夫も一緒にいたので、困り果てた私は夫と子守りをバトンタッチしました。



夫は、そり返って泣く息子を抱えながら、そういえば、かずを数えると泣きやむ子がいるらしいよと「1.2.3.4.5.6.7.8.9.10」と数え始めました。


すると、ピタっと息子の大泣きが止まりました。

息子はかずを数える夫をじっと見ています。


この時から、夫が息子をあやす時は必ず「1.2.3.4.5.6.7.8.9.10」とかずを数えるようになりました。


とはいえ、だんだん息子も慣れてきて、10まで数えてもダメ!な時も出てきました。
すると夫は「10.9.8.7.6.5.4.3.2.1.0ー!」とカウントダウンに作戦変更。
最後の「0ー!」では高い高いも織り交ぜたり、どんどん夫も進化して、いつも無事に泣きやませていました。


こんな経緯で、私たちの毎日には「かずを数えること」がとても当たり前にあるようになりました。



ちなみに、私がかずを数えても息子は全く泣きやまなかったので、きっと夫の数え方や声に、なにか秘密があるんだと思います。



それは男同士の秘密なのかもしれません。




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