今日はその中の三角定規のお話です。
三角定規。
ふたつで一組の定規です。
ひとつは直角三角形(90°・60°・30°)。
もうひとつは直角二等辺三角形(90°・45°・45°)です。
この一組の三角定規をつかって、直線、垂直、平行、角度、様々な表現ができます。
ところで、この三角定規。
どうして(90°・60°・30°)と(90°・45°・45°)の二種類なのでしょうか。
どうして(90°・50°・40°)などではないのでしょう。
実は、この角度の組み合わせは、とても便利な組み合わせなんです。
30°、45°、60°、90°をいくつか組み合わせて足したり、引いたりすると、15°、30°、45°、60°、75°…と15°刻みで角度を作る事ができます。
これは三角関数でよく使います。
また、30°、45°、60°、90°は180°の約数なので、これらを組み合わせれば180°も360°も簡単に作ることができます。
360°は、一周くるっと回った角度ですね。
つまり、平面に隙間なく敷き詰める事ができる角度です。
この角度の組み合わせは、平面充填の点からも便利なんです。
小学校の算数で大活躍する三角定規ですが、三角関数や平面充填など、数学の分野にも繋がっているモノ。
なかなか奥が深そうです。
*ランキングに参加しています*
*MICさんすうスクール*
幼児さんすうインストラクターによる
幼児さんすう教室
小学生のための数検教室
幼小一貫のさんすうスクールで
数学の基礎を培います!
ご依頼・ご連絡は
mic.soyama@gmail.comまで
お願いいたします