夫は「王子」、息子は「くーが」、娘は「みぃ」と「ふぅ」。 -145ページ目

報告⑥-8月22日-

さてさて話は8月22日に戻ります。
前回の日記はちょうど8月22日で終わっていたわけで、
その日は2人の1ヶ月記念日♡

王子の王子的なサプライズもあり、幸せいっぱいの私(^^)
22日は前から約束していたケーキバイキングへ行く予定でした。
朝起きて出かける準備をしていると、ピンポーンとなるチャイム。
基本的にそういうのに普段はでず、居留守を使うのですが、
なぜかその日は「はーい」と出てみたのです。
すると訪問者は宅急便屋さん。

「○○様にお届けモノで~す」

「はて?なんでしょう?」

「花が届いてますよ!」とニヤニヤする宅急便屋さん。

びっくりして宛名を見るとなんと王子の名前が!!!
荷物を抱えて戻ると微笑を浮かべてたたずむ王子が!!!

「どうしたの?これ、王子が送ったんだよね??」

「(ハニカミながら)そうだよ!驚かせたくて!!」

またまた胸キュンですよ!!
こんなことしてもらったこと無い!!

「ありがとう♡(うるうる)」

「俺にとって1ヶ月ってすごく大切なんだぁ!
2か月目とかはこんなの無いけれど(笑)。
とにかくこの1ヶ月ほんとにさやかといて楽しかったし、
これからもずっと一緒にいたいって思ったから、
そういう意味を込めて大切な1カ月記念にしたかったんだ。」

あたしにとってホントに一生忘れられない記念日になりました。

そして幸せ気分いっぱいでケーキを食べに♪♪♪
思ったよりたくさんは食べられなかったけれど、
2人ともおなかいっぱいケーキを食べて王子の家に帰り着きました。

王子のおうちでゴロゴロしながらふと病気のことを思い出した私。
平日のお休みってなかなか無いから、
この機会に経過観察に行ってこようかなぁ。。。
実は、これもまた運命的な感じもするのですが、
私が通っている産婦人科が王子のおうちから徒歩30秒の所なんです。
なので、歩いて病院に行くことにしました。

ちょっぴり不安な気持ちもありましたが、
特におなかが痛むとか、出血があるとかの症状も無かったので、
大丈夫だろうと思いながら診察を受けました。
診察台に座り内診を受けるとカーテンの向こう側から、

「あぁ、やっぱり消えてるよ!」と言う先生の声。

「よかった~♡」と安心したのもつかの間。


「あれ、でもこれ、妊娠してるな」


「???????????」


「???????????」


「???????????」


「えっ、えっ、えっ・・・???」


「うん。ここにほら、ちっちゃいけれどたまごが映ってるよ」


そう、超音波の映像には確かになにやらたまごらしきものが・・・


「うそぉ・・・」


あまりにも驚きすぎて、息が荒くなる私。
内診を終えて、先生のもとへ。
前の生理の日とかを聞かれ、妊娠5週目のはじめとの診断。

「よく相手と相談して、どうするか決めるんだよ」

と言われて病院を出ました。


歩いて30秒の距離だけど「迎えに来て・・・」とメールした私。
30秒の距離なのに、慌てて車で迎えに来た王子。

「どうしたのぉ?」

と不安そうな王子に超音波で撮った映像を見せると、

「えぇぇ!!??!!??」と驚く王子。

2人は無言で王子の家に戻ったのですが・・・・



続く・・・

報告⑤-病院で-

会社に戻って、健診の結果を部長に報告すると、
「だめだ○○ちゃん!!仕事はいいから早く病院に行きなさい!!」
と涙目で部長が言ってくれたので、
その言葉に甘えて翌週さっそく病院に行ってきました。

通勤途中にある産婦人科に行ったのですが、
妹が生まれた病院でもあるので信頼できる先生とのこと。
さすがに今回は女医さんではなかったのですが、
ややダンディなおじいちゃん先生なので、
信頼して診てもらうことにしました。

健診でもらった超音波の写真を見ながら
「ふむふむ、まぁそんなにあせって来ることはなかったよ。」とぼやく先生。
「こっちは深刻なんですから!!」と思いつつも、
「すいません・・・」と恐縮する私。
そしていざ内診へ。。。


「はは~ん。なるほどね。3cmから4cmの卵巣の腫れが見られますね。」

やっぱり・・・。「先生それってどうなっちゃうんですか??」

「う~ん。これは恐らく血の塊と思われるので、1カ月ちょっとしたら
消えて無くなると思います。でも、これ以上大きくなって、
この塊がねじれてしまったら緊急手術です。」

緊急手術・・・!!!!!!!!!!

「まぁ、多分大丈夫だから、1ヶ月から2ヶ月したらもう一回来てね。」

と言われ、病院を後にしました。

おうちに帰ってからネットで色々調べたところによると、
どうやらコレは「卵巣のう腫」の一種で、
先生が言ったとおり、4cm以上に大きくなってしまうと危険な状態で、
最終的には緊急手術(卵巣摘出)になるらしい。
あまりにも楽観的な先生の様子にちょっと安心した私。
消えることを信じ、あまりストレスをためないためにも、
とりあえず病気のことは忘れることにしました。

っていうか、皆様もご存知のとおり、
王子と運命的に出会った私はすっかり病気のことなど忘れてしまっていたわけです・・・

つづく・・・

報告④-健康診断-

皆様、おひさしぶりです☆

まぁ、このタイトル(報告シリーズ)を見て、
「また!?何かあった??」と思った人も多いはず。。。
心臓の弱い方は読むのを控えてください(笑)


話はちょっと前にさかのぼるのですが、
会社で毎年ある健康診断を今年の6月に受けました。
昨年は、コレステロールが低すぎる!!ってので引っかかってしまい、
再検査をしたのですが、再検の結果は心配なしとのことでした。

社会人になってからだいぶ体重が落ちたので、
今年もまた引っかかるかな~なんて思ってたのですが・・・

検査項目は、
・体重、身長、視力、血圧測定
・聴力検査
・心電図
・X線撮影
・内科検診
・血液検査
・子宮ガン検診

上から6つまでは昨年と同様の検査項目だったのですが、
最後の子宮ガン検診は今年初めて受けたものでした。
うちの会社の女子社員は、何年かごとに受けるらしく、
あたしはたまたま今年やることになったみたいです。

子宮ガン検診って・・・
産婦人科すら行ったことなかったので、先輩に色々聞いたら、
やはり内診があるとのこと(><)
こわひよぉ~!!!!!!
でも、幸いなことに女医さんだったので、
抵抗無く検査を受ける気持ちになれました。

そしていざ検査!!
超音波検査の器具を駆使しながら、
「あ~大丈夫ですね~」
なんてつぶやく女医。
カーテンがかかっていて先生も看護士さんも見えないので、
そんなに緊張もせず、むしろリラックスしていたら突然!!

「んん!?!??!???」と叫ぶ女医。

「何!?何!?なに~??????????」パニックになる私。

カーテンをがらりと開け、顔をだす女医。

「ちょっとこの画面見てください!!これがあなたの子宮の中の映像です。
これが左側。そしてこれが右側。何か違いがあるのわかりますか?」

「????????????」

「ほら、ここ!!」

「えっ・・・黒い影ですか?」

「そう。この右側に黒い影が見えるのよね。
多分動いている様子が無いから、腸じゃなく卵巣だと思うの。
この状態から判断すると、卵巣が腫れて、
子宮に食い込んでいる感じかなぁ・・・」

「えぇぇぇ~~~~(++;)」

「この検査ではこれ以上調べられないので、
紹介状を書きますので、他の産婦人科で良く調べてもらってね」


どどど~~~~~ん。。。。。
まさか子宮ガン検診で再検査になるとは。
ってか、ガン!?
いや、卵巣が腫れてるらしいからガンではないのか。
とにかくあらゆる不安が押し寄せ軽くパニックに。
「死にたくない・・・」

検診が先に終わってロビーで待っていた先輩が私を見て、
「ど~したの、あべちゃん!?」とびっくりした様子。
事情を説明すると、あまりにも衝撃だったのか、無言になる先輩。

とにかく、急いで再検査をうけることにした私であります・・・


続く・・・