山本祥一朗の酒情報 -52ページ目

山本祥一朗の酒情報

山本祥一朗の酒情報

「塩爺」こと塩川正十郎氏が9月19日に93歳で亡くなられた。

癒し系大臣とも呼ばれた塩川氏は、日本酒で乾杯推進会議でお会いしても、よく気を使われる人柄だった。写真にあるのは私が塩川氏から酌を受けているところ(撮影・鈴木潤カメラマン)だが、しばらく立ち話をした際に「酒に弱くなりました」とのことで、この時に氏は89歳だった。この本は『日本酒で乾杯』(技報堂出版)の19ページである。

いろんな展示会へ出た中で、ビールで印象に残ったのは沖縄のビールだった。

・下図で右のビール「天使のRED ALE(レッドエール)」は冬期限定だが、これはアイルランドで発祥したもの。麦芽100%で、ホップはそれほど苦くなく、モルトのやさしい赤色を帯びたビールである。
・「青い空と海のビール」は上面発酵だけに味がしっかりしている。
・「ゴーヤドライ」は文字通り、沖縄のゴーヤを生かしたビールで、ゴーヤのもつもろ苦さを感じさせてこれも正しく沖縄風味。
・「シークサワーホワイトエール」はこれも沖縄のシークサワーが小麦麦芽とうまく調和している。
・「星のポーター」は、イギリス生まれの濃色でボディの確かなもので、ロンドンで飲んだ昔を思い出させてくれた。

以上はいずれも350mlが284円、酒類問屋・太田商店の取扱いとなっている。

小泉武夫氏が郷里の福島市の「FT(発酵)革命を提唱する」と題した講演を10月14日に開く。

FT革命というのは有用微生物を応用した ①地球環境の清浄化 ②微生物による不治療難病(癌など)の克服 ③微生物菌体等を用いた人間の食料の増産 ④安心安全な微生物生産エネルギーの開発と実用化によって、地球と人に優しい社会の再構築……などを提唱するものである。

これはアサヒビール環境文化講座が61回目として主催するもので、場所は前述の通り、福島県福島市に於いて行われる。この文化講座は、2002年10月からこれまでに60回開かれていて、延べ9,965人が参加している。

下図の左がそのお知らせのポスターで、右は同じ福島県二本松の「奥の松」の特別純米辛口の酒瓶の首にかけてあるもの。同氏のこれもまた地元愛。