山本祥一朗の酒情報 -119ページ目

山本祥一朗の酒情報

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アサヒビールでは、ニッカウヰスキーが製造するブラック・ニッカのブランドにおいて、「ブラックニッカ・クリスタルグラス  プレゼント・キャンペーン」を11月26日から来年2月28日までの期間に実施する。

いっとき低迷を続けていたウイスキーも、この暮れから年明けにかけてやや上向きになってきたのを見越しての企画である。(写真はクリスタルグラスのポスター)

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今年の「東京一ノ蔵を楽しむ会」は11月13日の夕刻からと、14日の昼と夕刻の2日間にわたって椿山荘で開かれた。各回とも900名の限定となっており、私は14日の昼に行った。

蔵元のスタッフにも顔見知りが多く、相変わらず丁寧な応対だった。

ウェルカムドリンクは本醸造しぼりたて生原酒で、チケット制では純米大吟松山天、発泡清酒すず音Wabi(わび)など。フリーでは金龍純米吟醸をはじめとした15種類が並んでいたが、純米酒・掌(たなごころ)の燗酒が旨いので、日経OBの西山貢さんと専らそれを酌しながら飲んだ。

料理は地元の宮城の皿、発酵を味わう一皿などメニュー通りだが、なかなかに凝ったアイデアで愉しめた。

この日は新宿の百貨店の酒売場を視察した。伊勢丹では東力士、高島屋では辧天、京王では奥の松、小田急では真鶴などが蔵元からキャンペーンに来ていたが、いずれも歳暮前だけに「これから」といったところ。ユニクロとビックが一緒になったビックロ(かつての三越)では酒売場が3か月前から4階へ移動していた。この売場ではスローフードジャパンでの燗酒の金賞の首掛けを並べたり、宇都宮あたりのこれまでは無名の酒を大々的に売り出すなどの工夫をしているが、客足は今一つ。

どの百貨店も酒商戦をどう展開するか?  いずれ歳暮の様子などもお伝えしたい。

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ワインの品質検査をしているのはドイツのノイシュタットの品質管理事務所である。

この事務所には毎年10月15日までに、どの村のどの畑でどんな品種のどんなエクスレのものから、どんな等級のワインをどの程度造ったかといった収穫レポートが、各ワイン園から出されることになっている。それらのデータがこの品質管理事務所にインプットされるのであり、不正ワインチェックの第一関門だ。

フランスやイタリアなどでは、ブドウの原産地の畑の段階でなされるが、ドイツではあくまでも出来たものの官能テストを受けてOKが出ないことにはクヴァリテーツワインとして認められない。

ここでは、例えば「シュペートレーゼに」と申請されたワインについてテイスティングした五人の委員のうち、三人がOKして二人がNOといった時、そのことは知らされずに次のグループによって審査される。また一人だけがNOといった時は事務所の所長の権限によって決められる。

私がのぞいた時にはあるワイン研究所の女性所長や販売店の人などが参加していた。色、透明度、香り、味、ことに味ではどれほどの個性味があるか、どれほどバランスが取れているか、熟成して高貴な味であるか、これらが測られる。

私も参加させてもらった。検査にパスしたもの、はねられたものなど。私のチェックとぴったり一致した。総じて日本酒の厳密なチェックに比べれば容易といえる。(写真は検査中の筆者)

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