よく、夜中まで仕事をしているサラリーマン。
へとへとになって
「もうやってられないよぉ~」
なんて言っている時に、こう言って励ましてくれる人がいます。
「頑張れよ!見ている人は見ていてくれるから!」
いい励ましですね!
でも、無責任な言葉です。
見ている人って???
どこの誰でしょう?
一人、夜中まで会社のために残業しても、みんな、周りの人は帰宅
してしまっていますよね。
夜、だぁ~れもいない、あなた一人だけ残っているオフィスで、
孤独に残業して頑張っているあなたを見ている人って...
いませんよ(笑)
もし、見ている人が見ていてくれるんなら、会社のために人生を
ささげて、それなのにリストラされてしまう、なんて悲劇はおこらない
でしょう。
でも、世の中はそういう話であふれています。
ですので、
「見ている人はきっと見ていてくれるんだ」
と思って夜中まで残業するのはやめておいた方がいいです。
そんな時間があったら、さっさと帰宅していまいましょう。
会社というのは、人間が経営しているのです。
神様が経営しているのではありません。
ですので、
「誰にも見ていない所で密かに頑張る」
なんて、意味がありません。
人間は千里眼の持ち主じゃあないんですから。
いえ、仕事に出世やお金以外の価値を見出し、自分の仕事の成果に
自分の存在をかけているのなら、話は別です。
しかし、そうでもないのなら、割り切るべきです。
早く帰宅するのを理由に、クビになったりはしません。
でも、会社のために深夜まで残業して、体を壊して、それで辞めて
しまう人はたくさんいるのです。
できれば定時に会社を出て、早く帰宅して会社に頼らない自分の人生の
準備をしておきましょう。


