好きなことを仕事にする。
よく言われることです。
でも本当にそうでしょうか?
音楽が好きだから、音楽関係の会社に入ったとしましょう。
しかし自分が好きなミュージシャンの担当になれるかどうかわかりません。
逆に聞きたくもない、しょーもない音楽のCDを売り歩くために、
あっちこっちへペコペコしながらサンプルCDを配って歩かなければ
いけないかもしれないのです。
仮に自分が好きな歌手の担当になったとしても、裏側のドロドロした
ものを見て、幻滅してしまう可能性もあります。
趣味として音楽を聴いている間は「お金を払う」立場でした。
ですから、好きな音楽を、わがまま言って聴くことができたのです。
しかし、「お金を貰う」立場になると状況は一変するのです。
映画、グルメ、雑誌...
趣味の延長で仕事はできません。
CDショップのイベントで、映画会社の社員の人が、新発売される
映画のDVDのPRで、ウーロン茶の一気飲みをやっていました。
その人は、ウーロン茶の一気飲みがしたくて、この仕事を選んだん
でしょうか?
そうそう、映画会社の人って、自分の担当している映画の主題歌が
街中で流れてきただけで、ウンザリすることがあるそうです。
「好き」を仕事にするつもりが、結果として「好き」なものを失って
しまった...
仕事を選ぶ時はむしろ
「嫌いではない」
を基準に選んだ方がいいかもしれません。
好きなことはお金を払って楽しみましょう!
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