パキエのブログ -8ページ目

パキエのブログ

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寒さに飽きて


部屋で、数日だけ過ごしたスペインを思い出しながら


ギターを聴いている










寒さのせいか


いつも鳴く小鳥の声も、聞こえない







小鳥は化粧をしている最中かもしれない




あるいは


美しい春を思い出し


ウインクの練習をしてるのかなぁ~








小鳥が木の枝で ダンスの練習をしているのを 見たことがある



しかも美人の小鳥といっしょにワルツだぜ


いいなぁ~






























でも小鳥は 愛の護得は,自己への護得だ という


ある物書きの説を信じていない




僕も信じていない






























寒いせいか


温かい飲み物がとてもおいしく


夏にはあまり飲まない 熱い紅茶 緑茶 


そして四季に関係なく飲む珈琲









やや冷たい手でカップを包み 音楽を聞いている




そういう時は余り本を読まない


寒さは少しだけ、僕の習慣を変えているようだ






























でもね


よく考えたら





僕は我儘な生き物なんだろうな


夏の暑い最中は


秋は来ぬ 秋は来ぬ



なんて溜息をついているのに




冬になると


春は来ぬ 春は来ぬ


なんてやたらと渇望しているのだ




























猫でも辞書をひくことができる


花でも辞書をひくことができる








できないのは 僕だけかもしれない




























春は詩人の話し相手


春は鳥たちの恋人


春は俳句を作る人には 悩みの種


春は怪奇小説が好きな人には これもまた悩みの種






























用心したまえ


春が来たら君の中の 戒めの回路が切られるかもしれないよ






なんて空に言われている気がする


鼠を捕獲する猫の後について 勉強しようかな・・・






  猫にとっては 大迷惑だろうな 


  おそらく

























🌸





















寒くて


部屋に暖房を入れてあるのに ベットの中で体を海老のようにしている



で 静かにシャンソンを聴いている







枕元にある「キネマ旬報社」の雑誌が すねている



  「いつ私を読んでくれるの?」


























上野が好きです




上野の街でなく 上野の森です




そこには苦しみと歓びの雨が いつも降っている



たくさんある美術館


たくさんある木々


たくさんある優しい風









どこの公園にもあるように


たくさんの椅子やベンチがある





 
そこに座り、バルバラを聴き 目を瞑れば 


ルーブル美術館の前の椅子に掛けている と


うつらうつらした頭の中で 思うかもしれないのだ

































もしかしたら


 「風邪をひくよ ここで寝たら・・・」





て、

中原中也が 教えてくれるかもしれない、、、、し



































そういう時って



往々にして 鈴木春信の描く 江戸恋愛の夢をみている



あるいは 歌麿の描く世界に・・・




























うたた寝をしてる僕を雀がじーと 見ている






上野にある池には 今たくさんの雀が


家賃がタダな 蓮のクラブハウスに住んでいるのだ








雀をみたことがないイスタンブールの恋人同士が


たくさんいる雀を見て 目を丸くしている









雀のほうは恋人同士をもう見慣れていて


壮周が蝶になった夢をみたように


恋を語っている人間になった夢をみているのだ










雀は起きているとき


ベンチの下に隠れ


男の言う愛の告白の言葉や


女性が言う複雑な比喩の愛の言葉を 覚え



人間になった夢の中で


同じ事を 愛した雀に告白しているのだ







やれやれ


















































上野の狐は 雀にも人にも優しく






いつかは彼は、私の元に戻るかもしれないと


無理なのを承知している


愛が壊れた女性や






雨が止んだ後に吹く 微風が


別れたばかりの女性からの恋文を運んできては、くれないものか


なんて 深い悔いの中で 思っている男性を




そっと癒してくれるのだ









ただ狐は 姿を変えるので


男も女も 気がつかないのかも、しれない






























🌸
































或る事を 考えながら眠りに入り


朝陽が部屋を満たしているのに気ずき 目覚め


寝る前に考えていた事を またベットの中で考えている














寒いですね


なんて また前回と同じ事を言ってます







暖冬だなんて 猫も信じませんよね ^^  



































あまりに寒いので

 

昨日 上野の美術館に行き 帰りに温かい蕎麦を食べる


という予定も 中止です







一筋の小さな水の流れが


窓に見えます








窓硝子は 真冬の涙にさぞ戸惑ったかもしれません



で、起きたらまず窓を開け外気を部屋に入れる


という僕の習慣も中止です
































冬君さんさ 寒いことが自慢のように 言うなよ



ここの住人は ボクがバスルームにいても 怒らないんだぜ


ここなら温かいし





  

昼間は彼の育てている花に止まり


彼が聴く音楽も聴けるんだよ 
  

僕の名かい?







冬眠しそこねた てんとう虫だよ





























冬に


都会を歩くのは 意外と好きなんです







その場所に流れている空気が 禁酒禁煙を誓った人のように


キリリとしています





灰色の空は


若いころ居たパリの街のようだし


灰色の中で歩いている人の 素敵な色の服は


ビルのショーウインドーにいるマネキン人形のようです







記憶の中のそういう人が僕に見せる笑顔は


グレコやマチューのようでした





























この時期でも


駅や街角に ヴァイオリンやギターを弾く人がいたり


素晴らしい歌を歌う人がいました



女性はノーメイクなのに ハリウッドのスターより綺麗に見え


男性は素敵な詩を書き終え 猫を抱いているような顔をしていました









まるで根を切られても立つ 樹木のようでした































もしかしたら

彼ら 彼女らは





冷えた街角で歌いながら 夢をみているのかもしれません





夢はたくさんの迷路があるのに 


わざとそこから抜け出すのをしないのではないか?


なんて その時 感じたものです






























あまりに寒い冬は



空気中にキラキラ光る露のように


僕の心の中にある記憶が


巻いたビニールテープを破き


出てくるのです








歩く人が少ない都会が好きなように


真冬の回想は とても好きなんです




























🌸
























寒いなぁ~



窓ガラスに水滴が付き


聴いている音が 水滴と友達になり


手を繋いで踊っている


































冬の優しさ


部屋の中で 目にみえない帆船が 漂っている






帆船の乗客たちは ジャズヴォーカルが好きなのかもしれない


歌に酔い 酒に酔い 冬の空の星をみて


愛を語っているのだろうか



























去年の今ごろも


毎晩 ジャズヴォーカルを聴いていた気がする









それも12時を過ぎ


真夜中に入るころだ





寒くて窓を開けるのを躊躇し


その代り 部屋から月を見る



     蒼い月を・・・































冬に時々 青山通りを散歩します

少しの時間だけ・・





ネオンに照らされた歩く人の顔が


モナリザにみえたり ニコール、キッドマンにみえたり





男性に寄りかかりながら歩いている人は ケイト、ブランシエットや


メグ、ライアンに見える








僕もコートの中に 火のつかないジッポのライターを入れて


フルハウスの帰りのように 微酔している(ような気分で)歩いている





















サルトル氏


今日は早くお休みください

























歩く靴の下で



氷りかけた舗装道路が ミシミシと小さな音を立てている







植えられた街路樹の横に ヴァドワイザーの空き缶が、これも投げ捨てられた


煙草の吸殻と
 

ニューヨークの画廊にある 抽象画について話している








それを見ている僕を彼らは見て



  「彼 ひげを生やすといいのになぁ~」


  「ほんとだね ジャズの好きな奴は ひげがいいよね」







なんで 彼らに僕のジャズ好きが分かるのだろう?

























音楽が流れていく


歩いていると それぞれの店から それぞれの音楽が出てくる






笑い声や 嬌声が


歩いていると それぞれの人から 聞こえてくる








こういう街は 時間がないのだ



もう寝なさい


明日 起きられないわよ





て叱る 優しいお母さんの声は ここでは聞こえないのだ






こういう場所は


ある意味 暗くもなく 明るくもない


大人の森なのかもしれない





恋も語れるし、酒も吞めるし、時には明日も忘れることが


できる場所なのだ



























🌸



















別な時間が流れている  と、感じる場所がある





ここに来てよかったな


と、感じる場所です  










生物が保護色に隠れるように


僕も少しだけ そこで隠れることができるのです





























そういうとき


僕はノンレム睡眠に入ったように


その場所で 仮想の夢を見れるからかも しれない








冷たい風が入らないとこで


温かい空気に包まれ








少しの酒を吞み


バルバラの歌を聴き


仮想のキャンバスに女性の顔を描き






焼いた銀杏を酒のつまみに食べ


そして いつのまにか


見知らぬ猫が  僕の膝の上で眠っている



これは僕の冬眠なのか?


と 寝た猫に聞いている・・・




























枯れる前の 木が好きで


もしかしたら木の葉が紅葉するのは






木がただ一度の恋をして


頬を紅くしているのではないか?


なんて そういう葉を見る度に 思うのです


























傷だらけの椅子にかけ


傷だらけのテーブルに手を乗せ


少し欠けている瀬戸の小さな器に酒をそそぐ







揺れている酒の下に


器の底の花模様も揺れている


























旅で見たものが 少しだけ


僕の心の中の引き出しに入りたがる







寝ていた猫が顔をあげ 僕をじーと見る


  わたしは 入れないのでしょう? その引き出しに・・・


猫の目は 問いかけている






僕が躊躇している間に 猫は僕から飛ぶように降り 店を出る



猫が外に出る前


一度だけ チラリと悲し気な目で僕を見た


























吞めない酒を もう一杯


どうせもう阿弥陀如来も 寝てる時間だ・・・







追記



    好きな歌手がまたひとり この世を去る

    デヴィット、ボーイ   


    いい歌 たくさん アリガト・・・












🌸































明けましておめでとうございます





いつも夢をみているような凡人です


今年もよろしくです



































 正月の二日目の夜






酒を少し吞みました


少し酔いました










数か月前に


古い宿に泊まり 外にある湧き湯に入り


部屋から月を見ながら これも少しだけ吞んだ酒のように


酔いが身体を廻りました











  本当は酒を吞んではダメなのですが


  心の中にある黒い手帳を見ると


  少しだけ 吞んでしまいます






  思い出したくない記憶をつまみに・・・
































晴れた日の多い正月だったですね







個人的には雪が舞い落ちる空を窓から見ながら


部屋の中でビリーホリディなどを聴きたかったのですが


毎日小鳥たちが枯れた木に集まってきては演る ジャムセッションを


聴いています







たまに音程の外れた鳥君もいるのですが


まあここはカーネーギーホールではないので・・・

































テレビで貯めてある映画のヴィデオを見ました



それもかなりたくさん








誰も入れないとこに湧く水を 何杯も飲んだような


感動をたくさんしました









湧き水が体内を浄化してくれるのではないか?


と、思うように


たくさんの感動はくすんだ心を少しは浄化してくれたのかな?


なんて都合よく解釈をしました










やがて夕立がきて 


心の中にあるものを 洗い流されてしまうまで・・・








そしたらまた旅に出ればいいのです






































年頭の誓い





した記憶がありません


だからかな








山を歩いていて 秋になる無花果も食べられないし


それぞれの目の色が違う白い猫にも出会えない


枯葉が踊るボレロも聴けない




夢の中の甘い香りがする迷路にも なかなか入れない











































初夢


みたのでしょうけど 曖昧な記憶しかない






どうせならオデッセイスが出す船に乗り


カモメと会話しながら、船にいるジプシーのレディに頼み、占って欲しいなぁ~





そういう夢 見れればブルーノートを数枚その方にあげるのに・・・

夢の神にね



   























🌸


























12月



意識していないのに、心の中で年が変わることを


半分歓び 半分驚いています





昔のように 街を歩いていても季節感が全然ないのに


もうほとんど葉がない痩せた木の、長い影を見る夕暮れ時など



無性に冬の表でなく 裏を感じるの・・・です

































友人がこの前 嘆いていました






  なんて今年は多くの文字を読み


  なんて多くの文字を書いてきたのだろう






僕は慰めの言葉がみつからずに沈黙してたら




  蛙なら水に飛び込み しばらく水中にいられるのになぁ~


なんて言う





熱い国から来た女性なら 彼を慰めることが、できるかもしれないな



























真夜中にブログを書いています





非常に気まぐれに書く 僕のブログです


ただ


好きな音楽を載せ


ほとんど意味不明の文章を書く罪悪感(読む方の困難?さを考えずに) は


真夜中という都合のいいベールが隠してくれる気がするのです・・・























この数年 煙草を吸っていません






この前 有楽町で珈琲を飲んでいたとき


とても甘い香りがしてきました








ピースという名の煙草が昔ありました


   (今でもあるのかなぁ~)






やや長い旅に出たとき


缶に入ったピースと紙マッチを、鞄の中に入れたものです







東京からかなり離れた場所に着いたとき


各駅に乗り換え 全然名前の知らない駅に降り


ほとんど誰もいない駅のホームで 


傷だらけの木のベンチに座り


ピースを鞄から出し 吸ったものです





































Pという名の街に長くいました


そのころは金もほとんどなく 一番安いゴロワーズを吸っていました









しわくちゃなコートのポケットから、これまたしわくちゃな煙草を出し


吸ったものです






おいしかったですね



今では考えられないのですが、煙草を吸いながら 街を歩いたんです



この時期のPAの空は、ユトリロの絵の空のように



 いつもグレーだったように思います



































でもそれは僕の間違いで この写真のような青い空もあったのでしょうね



僕の心の中には


青い空を(その時は)望んでもいなかったのかもしれない





グレコやバルバラなどの歌には青空は合わないと僕が 勝手に思っていたのでしょう


















    














載せたイーグルスの歌が とても好きなのは


僕の中の反対勢力があるからかもしれない







ただ歌詞の和訳を読むと


かなりハードです






ううむ やはりな


なんて聴きながら感じるのです






異国の街を歩く時


やたらと 旧市街が好きなように


やたらと裏道が好きなように


この歌は僕にピタリなのでしょうね^^































🌸





























冬の太陽が 今日はとても機嫌がいい


僕の部屋にも陽ざしが入ってくれる








冷蔵庫から トマトとみかんとバナナを出鱈目に切り


白い皿に これまた出鱈目に盛る











しまった!


林檎を切るのを忘れた


まあ いいか









で、バスストップを聴く









口の中に 陽ざしと共に 皿の上の果物が入る





他のものも 機嫌よく心の中に入ってくれないかなぁ~
































昨日


バス停留所でバスを降りたとき


何かが 道の上をころがってきた








拾うと子供の可愛い帽子



そよ風は ときたまこのような強い風になる




子供が赤い顔をしながら 走ってきた


どうやらこの帽子の持ち主らしい







彼が来るまで 帽子を手に待つ








帽子から子供の髪の匂いがしてきて


それがとても甘い
































僕も帽子がとても好きで いくつか所持しているのだけど


僕の帽子は もしかしたら





マイルスの音や ショパンの音、妖女の恨み


もしかしたら江戸時代の遊女の匂いまで 住んでいるかもしれないな






   風で飛ばされないように しなくては・・・















































今日の僕の手のひらには


てんとう虫も カブトムシも 遊びに来てくれるかもしれない









あるいは


インドのシュリーナガルの街に住む 鳥も







もっとも インドの鳥はサリーを着なくていいからどこにでも行ける



白い家から聴こえるモーツアルトも聴けるしね


 
     アハン! いいなぁ~































この前




バス停に 伝言版みたいのがあるんだけど、その伝言版に




「名前はミリー

 女の子です 黒くて可愛い猫です

 もし どなたか見つけたら 教えてください」






て 書いてある紙が貼ってあった





小学生の子が書いたような字で 猫のイラストまで・・・



誰かが見つけてくれたら いいなぁ~




































あら もう果物が皿の上にない


珈琲でも淹れるかな








陽が沈むまで ブルーノートでも聴くかな







  しかし 相変わらず意味不な文章を書いている


  ヤレヤレ








読んでくれた方 感謝!!


























🌸





























家のドアを開けると 


冷蔵庫のドアを開けたように 冷気が肌をさす













この前まで 暑くて外を歩くのも嫌だなぁ~


なんて 心の中でこぼしていた気がする








この四季の移り変わりの速さは 


陽炎(かげろう)が鏡でウインクの練習をするより 早い気がする









  でしょう・・・


なんて 部屋に入れてあげた花から言われたような・・・



  でしょう・・・ 


花の横にいたガジュマルにまで・・・僕に言う





   ヤレヤレ





































そもそも



草花は季節が始まる産声なんて 聞いていないのだ


春夏秋冬は 一部の詩人や、 一部の哲学者にしか 聞こえないものなのだ






僕のような凡人には 聞きたくても聞こえないのだ






























てんとう虫が好きな女の子がいて


僕を見つけると 走ってきて






  ねえ~ いつになったらてんとう虫をくれるの?


と、催促をされる








大分前に 


  今度 てんとう虫をみつけたら あげるからね



なんて言ったのを 僕が忘れているのに 女の子は しっかり記憶している







  てんとう虫君は今 サンバを覚えていて


  忙しいかもしれないよ







ていう言葉を  慌てて胸のうちに収めた













  


































   ねえ おかあさん


   てんとう虫って踊りが好きなの?


なんて 聞きそうである







この前の 鯉のぼりの件があるし(少し前のブログで書きました)


言葉を選ばなくは いけない





じーと可愛い目で見つめられたら
 

焦りからつまらない嘘で 逃げたいから かもしれないな








猫の目も とても似ていて


ただ猫は僕の嘘をすぐに見破り 



    駄目ねぇ~  相変わらず嘘つくのが下手で・・・


て 叱られている気がする






























幾つになっても好きな音楽のうちに ビートルズがいます







少し前に 電車の中で微かにビートルズの歌が聞こえてきました




微かに音がイヤフオンから漏れているのです


みるとそれを聴いていたのが高校生です







山の中の洞窟の奥からエンヤの歌を聴いたように 嬉しくなりました
























  

ビートルズの歌は


いまだに心地いい お伽話を聞いたような気持にさせてくれます





ビートルズは 天然色の色を


淡い色に変えてくれて しばし現実の色から 逃避させてくれるからかな?





なんて 少しだけ 思いました

























🌸

























痛鳥がギターを抱えている


もしかしたら だいぶ前にどこかで、ウエスのギターを


聴いたのかもしれない








人間に姿を変えて ヴィレッジ ヴァンガードか フルハウスのセッションを

聴いたのかもしれない






いいなぁ~


鳥はパスポートも飛行機の予約もいらないのだ


































痛鳥は


陽が沈む頃に ギターを弾きだす










大きな橋の下で抱擁している恋人たちに 聴かせるのか


あるいは、眠りにつく前の 川鳥に聴かせているのかもしれない








































日が暮れる時の


都会の間に流れる川は おどろくほど静かだ








ただ


その川の傍で、ダンスを踊っている虫もいれば


月を見上げて溜息をついている詩人もいれば







川の傍の椅子に寝ている


だんだん透明になっていく気がする猫もいる








都会の喧騒も ここまでは聞こえず


UFOに乗ってきた宇宙人たちも


川の傍のベンチで 煙草を吸いながら恋を語れるのだ







































ただ 都会の川には蛍はいない



静かな街にある疎水が 都会の川には流れていないからだ






でも江戸時代には 大川の傍には蛍もいたのかもしれない



腰に刀を差した侍も こっそり武家の娘と逢瀬を楽しみ


長屋に住む独りものの町人も 飛び交う蛍を見ながら


隣に住む魚屋の娘の事を恋い焦がれながら 想ってたのかもしれない







































橋のはりが 木から鉄にかわり


三味線の音が ギターに変わっのだ







いつの時代でも人々は音楽に酔っていたんだろうな





太鼓もドラムも 同じような感じがするし


竹の横笛も フルートも同じような気がする







今でも変わらないのは 逢瀬に向かう


恋人たちの 胸の鼓動の音かもしれない
























その音は


いくら歳を重ねても 変わらないのだ









🌸