Like a Rolling Stone・・・
転がる石のように・・・
ボクは以前上場企業で25年間法人営業をやっていたんだ
本当にやりたい仕事は新聞記者だった気がする
でも現実は全く違った職種を選択する事になる
やはりボクにも大学時代キミと同じ時期に職種の選択をしなきゃならない時期が来たんだ・・・
ボクは当時体育会系学生でバスケをやっていたんだ、全国大会でベスト4を目指してた、でもなぁ残念ながらその年の優勝校にベスト8を賭けた試合で負けたんだ・・
やりたい仕事?
好きな仕事?
憧れた仕事?
バスケットしか知らない世間知らずのボクがそんな事答えられるわけがなかったさぁ
ただ漠然とボクは新聞記者になりたかっただけさぁ
そこに深い志望動機なんかもありゃしなかったと思うよ・・ただ日本国中を駆け回り日本全国に新しい情報を伝えたい、そんな気持ちだけが先立ってたなぁ・・
しかたがないさぁ
社会経験が全くないんだからねぇ、そこから「さぁどんな仕事を一生賭けてやりたいのかな?」なんて聞かれてもわからないよ・・無理さぁ
それでも考えなきゃいけない、それでも選択しなきゃきけない、それが大学4年、22才の宿命なんだなぁ~そんな事を確か思ってたよ・・・
やがて知り合いから地方新聞記者の募集紹介をもらう・・
すると某企業からこんなオファーをもらう
「我々は本気で日本リーグを目指してる、一緒にやらないか」
忘れてたんだ、大好きなバスケットはボクの中で終わってたはずだった
でも夢に火がついた・・・
しかし世の中ってホントにそう上手くは行かないんだって、この時ほど思ったことがなかったよ・・
実は、ボクには幼い頃からのトラウマがあってさ
この仕事だけは絶対に嫌だ怖い
大人になっても絶対にこの仕事だけは嫌だ
泣きたくなるほど嫌い怖い・・そんなのがあってね
ところがバスケットを選択するとこのトラウマな仕事をやらなければならない・・・
ふぅ~、悩んだなぁ・・・
やりたい仕事を選択するか
忘れてた夢を叶えるか
でも、そこには強烈な「オマケ」が付いている・・
結局、ボクはバスケットを選択したんだ
忘れてた夢を叶えたいと思った
だから「大嫌いな仕事」を選択したわけさ
自分のトラウマと戦う事になった
自分のわがままを叶えるんだ、だからもう仕事に対する憧れや希望なんかそんなもん、その時は全部捨てたんだなぁ・・
この世の中で一番大嫌いな仕事を選んだのさぁ
今考えたらありえないよ・・
でもしかたがないよねぇ、自分の趣味の世界を選択したのだから・・
ならば、仕事に対してもう贅沢言えないよ
仕事に対しての希望も夢も捨てた・・
そんな新人スタートだったのさぁ
だから入社した当時のボクは尖っていたんだ、なんか殺伐としていて沢山いた同期なんかともほとんど会話がなかったなぁ・・しょうがないさぁ
会社にも
仕事にも
ボクには一切何一つ夢がなかったんだもの・・
希望のキの字すら本当に見えなかった
バスケットやってりゃ給料もらえんだろ・・
いいな好きな事やれてよ・・
どうせ仕事なんかヤル気ないんだろ・・
沢山の罵声が毎日耳に届くたび、「この野郎、今に見てろ」・・そう思う心が育ったんだなぁ
凄く尖っていて凄く嫌な人間になってたなぁ
よく会社は我慢してくれたと思うよ・・
それでも仕事は歯を食い縛りながらこなしたなぁ、敵は回りに沢山いてさ、ボクが少しでも休憩しそうなら、すぐ後ろから殴られそうな恐怖心さえあったなぁ
そんな中で2年~3年目を迎えた時に
優秀営業賞を若手一番で取る事が出来たんだ
その時かな・・初めて思ったんだよ
あんがい、やれるかも・・ってね。
それまでの毎日は不安と苦悩の毎日だった、でもある時からそれがだんだん薄れていくのをボクはゆっくりと感じていたんだ・・・
あの時の商談は、先輩が一緒に考えてくれた
あの時の見積りの数字は、上司が会社を敵に回してでも作ってくれた数字だ
あの時の納期は、ボクといがみ合ってた他部署の連中が助けてくれた
自分は周りから嫌われてると思ってた
やたら尖ってて自己中なボクは嫌われてると思ってた
でもそれは違ってた・・
今回は長くてごめんなさいね・・
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