オリジナルの妖怪漫画、
鬼眼羅の犭夜太郎(きめらのぬえたろう)
の漫画作品を再掲いたします。
その理由としては、
◎初公開当初、
スキャナーの扱いがよく分からず、
画像が妙に暗かったり、
(どうも設定が間違っていた様です?)
枠内に収まる様に小さくしていた事が多かったので、
(大きな画像のpxの数字の倍率を、
HTML画面で圧縮する方法を知らなかった)
綺麗で大きな画像にスキャンをし直すのが目的。
◎初公開当初、ブログの扱いがよく分からず、
縮小画像ばかり出していたため。
(クリックすると別画面で大きくなるやつ)
◎初めてご覧になる方が少なくないと思われる。
(最近は、過去記事へのリンクを貼っていますが)
◎最近作品制作が滞りがちだが、
記事更新を割りと行いたいので、
過去作品を貼って誤魔化す。
などです。
犭夜太郎(ぬえたろう)とは、
耳や鼻、尻尾が手になっている犬の様な妖怪、
犭夜族(ぬえぞく)の男です。
ちなみに現在、
犭夜太郎は新シリーズとなっており、
デザインや設定も大きく異なっています。
今回ご紹介するのは旧シリーズで、
「水中で火が燃えるか?」
「軟らかい石はあるか?」
「常温の氷はあるか?」など、
「一見ありえなさそうなもの」だけど、
とりあえず検索して探してみる、
という科学実験漫画です。
その後ネタ切れその他の理由により、
犭夜太郎調査團(ぬえたろうちょうさだん)
という妖怪探偵シリーズに変わりました。
犭夜太郎はおっさんから少年という設定に。
その最新作↓
【イラスト】ロボット兵器の付喪神 - 犭夜太郎調査團(ぬえたろうちょうさだん)
2020年8月1日
犭夜太郎に限らないのですが、
我ながら気に入っているのにも拘らず、
埋もれてしまっている過去作品が結構あると思うので、
これからはこういう試みをちょくちょくしようと思います。
それでは行きます。
鬼目羅の鵺太郎(1)『液体石』(Liquid Stone, the first half)前半
2009年6月20日
鬼目羅の鵺太郎(1)『液体石』(Liquid Stone, the latter half)後半
2009年6月25日
鬼目羅の鵺太郎(2)『水中火』(Fire in Water, the first half)前半
2009年7月4日
鬼目羅の犭夜太郎(鵺太郎)(第2妄:後半)『水中火・水炎』(Fire in Water)
2009年8月19日
鬼目羅の犭夜太郎(第3妄)『鼻相撲』(擤相撲)(Nose wrestling)前半
2009年7月12日
鬼目羅の犭夜太郎(第3妄)『鼻腕相撲・鼻相撲・擤相撲』(Nosearmwrestling)後半
2009年9月21日
この漫画を描いていて、
自分でも「へぇ~」と驚いたり感心したりしていました。
未知なるもの、不思議なるものの追及は面白い!!
ぬえたろうは作者自身の分身の様な要素もあるので、
第2話前編で左利きで箸を持たせています。
第3話の様に、ありえないものの探索ではなく、
犭夜族の身体の特性を生かしたお話もちゃんと描いています。
「中華スープ日本蕎麦」
「グラタンスープスパゲッティ」
「わらび粉ババロア」
「キャロブソフトクリーム」
等創作料理お菓子等が出てきますが、
これを描いていた頃より少し前、
自分でも創作料理お菓子を作ってブログに上げていました。
異座化屋の店主は、
新シリーズでは、犭夜太郎の親友、
元服前の劣狸(おっとり)くんと同一という設定にしようかと思案中。
劣狸くんについてはコチラを↓
【漫画】犭夜太郎調査團(卷ノ肆)多ければイイってモンじゃない!!
2015年2月23日
当初は「鬼目羅の犭夜太郎」という題名でしたが、
「鬼眼羅の犭夜太郎」の方がカッコいいと思ったので、
コッソリ変更しておきます。
実は「鬼眼羅」という言葉、
他で既に使用されているんですけどね。
別に商標登録されてないですよね?
それではとりあえずここまで!!
以下は、旧ぬえたろう的な話題を!!
という映像で紹介されている物質が、
如何にもぬえたろうで紹介していた様なノリなので、
勝手に引用させていただきます(すいません)。
ターミネーター・ポリマー(Terminator Polymer)
切断されても自己修復するポリマー。
ガリウム(gallium)
常温で液体となる4つの金属の内の一つ。
他は、水銀(hydrargyrum)、ルビジウム(rubidium)、
セシウム(caesium)です。
水銀には毒性があり、
セシウムとルビジウムは水と激しく反応するため危険物質ですが、
ガリウムは毒性が無い(或いは毒性が低い)そうなので、
手で触っても安全。
融点は29.8℃ですが、沸点は2403℃と高いです。
但し、手やガラスに付着すると取れにくい様ですので、
取り扱いには注意ですね。
ベンタブラック(Vantablack)
英国のサリー・ナノシステム社が開発した、
通常とは桁違いに黒い黒物質。
非常に密に組まれた炭素ナノチューブで出来ており、
99.965%の光を吸収するため、
輪郭が見えないくらいの異様な黒さを実現しているらしい。
そういえば、この物質を用いた現代美術作品を
何かで見た事があります。
アニッシュ・カプーア(Anish Kapoor)という
ユダヤ系インド人の現代美術家が、
このベンタブラックの独占使用権を所有しているそうで。
穴が空いているのか只黒く塗られただけなのか判別が付かない為、
鑑賞者の一人が誤って穴に落ちて怪我をする事故もありましたね。
「絵のようなホンモノの穴」に人が落ちてしまう事故が発生 - ナゾロジー
過冷却ルビジウム(Supercooled rubidium)
絶対零度付近まで冷却したルビジウムは、
「負の質量」を持つそうですが、どこが凄いのかというと、
力を加えると、その分逆方向に動こうとするそうです。
理屈はよく分かりませんが…。
いずれにしても、最高にロックな物質ですね!!
物理学者が生成した「負の質量」をもつ物質の正体とは? - Wired
質量が0以下の「負の質量をもつ物体」の生成に米大学が成功! ついに“反重力装置”が実現か! - TOCANA
ヒドロゲル(Hydrogel)
液体の性質を持ちながら、水分を吸収して硬化する物質。
私の頭ではよく理解出来てない部分があるのですけど、
要はゼラチンとか寒天みたいなものですかね?
最近、DNA由来のヒドロゲルが開発されたそうで、
癌に冒された細胞に薬を含んだこの物質を届けると、
薬で癌を攻撃しつつ、その場所の形状も取るので、
一石二鳥という事でしょうか?
スターライト(Starlite)
フォークリフト運転手にして美容師のアマチュア発明家、
モーリス・ウォード(Maurice Ward)が発明した素材。
乾くと非常に硬質で、
10000℃の超高温に耐えられるとされる物質です。
テレビ番組「未来の世界」(Tomorrow's World)で、
生卵にスターライトを塗布し、
その塗った箇所を5分間バーナーで炙った後、
割ってみると生卵のままだったという
パフォーマンスを披露して注目されました。
企業やNASAなどの機関は、
最初はアマチュア発明家という事で、
半信半疑だった様です。
しかし実証実験が繰り返される事で、
本物である事を認めたそう。
宇宙ロケットや核の熱からの保護など、
様々な用途に力を発揮しそうな夢の物質ですが、
残念ながら、この物質のレシピを明かさぬまま、
2011年にウォードは世を去ってしまったそう。
ウォードの遺族はそのレシピを知っている様ですが、
これまた口が堅いとか。
超素材Starliteの秘密を墓場まで持っていった男、モーリス・ワード(動画あり) | ギズモード・ジャパン
Maurice Ward on US t.v. - YouTube
こういうの、アウトサイダーアーティストみたいで好き。
科学者版ヘンリー・ダーガー(Henry Darger)、こと、
ヘンリー・キャヴェンディッシュ(Henry Cavendish)の様な?
2007年9月11日
というわけで、長々と失礼いたしました!!
※「ラインエックス」のご紹介は割愛させていただきました。
【記事最終更新:2020/10/24】