他人の目で見、他人の耳で聞き、他人の心で感じる | 桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

★職業:講師 ★専門:ストレスマネジメント アンガーマネジメント コミュニケーション危機管理 ★特徴:「あたま・こころ・からだ」をととのえる ★㈱コミュニケーション・デザイン結 代表

意識的に
ネガティブ感情の自分を体験しました。

体験しながら、自分を客観的に眺め

観察しました。

否定的な感情に呑み込まれる体験をしながら

自分を冷静に傍観することは

簡単ではありません

 

感情>思考

感情は思考を徹底的に支配します。

ネガティブ感情の吐き出し方は

愚痴や言い訳、悪口として最初に発露します。

言葉はネガティブな感情や感覚を

心から形にして引き出すことが可能です。

 

人は言葉を手にしてから

感情のマネジメントに言葉を利用することを

自然に学んだものと推測できます。

 

ネガティブな言葉は出すべきです。
ポジティブな環境で・・・。

TPOや相手を選び、
「愚痴を吐き出すよ!」と

宣言して実行します。

 

短い分、回数は必要でしたが・・・。
 

私の場合は息子に言いました。

ブログにも書きました。(もう消しまたが)

 

息子もブログの読者も

無関心と物理的境界線がある中で

評価も批判もアドバイスもせず

ただ聴いたり読んだりしてくれました。

(同調も共感もなしに!)

これが良かった!


心のもやもやを吐き出すと
クールダウンできます。


でも、それでもまだなお
感情>思考状態です。

 

ところが

感情を吐き出す過程を

良い状況で続けると
自分に対して不快感を感じ始める

傍観者が現れます。

そして自己観察して

どんどん自己分析し始めます。

 

この自分の中の傍観者が

感情<思考にしてくれるのです。

そして気づきました。

 

なーんだ。

私は自分の影を投影しているのか・・・。

 

こんな風に
ネガティブな感情の分析終了して

気付きを得てからすぐ行動を修正しました。

他人の目で見て

他人の耳で聞き
他人の心で感じる


これはアドラーの言葉です。

 

今回はしみじみと

この言葉を理解できました。

この言葉は実際に他人の反応を

あれこれ気にして聞きなさいではなく


人間だけが持つ

優れた能力の一つは

イマジネーションに言及している

人間の智慧です。
 

アドラーを身近に感じた

嬉しい気づきです。

 

ネガティブな体験は

ポジティブ思考作成のエネルギーに

勝手な私の思い込みですが

役に立つ思い込み・・・のような気がします。


BLOGは

他人の目、耳、心を気にします。

でも

それでも読み返すと

すごく感情的で偏っています。

 

あれ~私の思考は歪んでいる

感情に支配されている文章だ

と気づけば


BLOGはすぐ消したり
書き直すことが簡単です。
 

このプロセスが

ネガティブ思考からポジティブ思考と
同じです。

私の自己肯定感は

BLOGのおかげでとってもタフなのです。