あなたの脳を蝕む つながり依存症やSNS中毒 | 桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

★職業:講師 ★専門:ストレスマネジメント アンガーマネジメント コミュニケーション危機管理 ★特徴:「あたま・こころ・からだ」をととのえる ★㈱コミュニケーション・デザイン結 代表


四六時中携帯を離さず

仕事中もすかさず

メールやラインに返答する

 

既読スルーや

リアクションがないときに

不安になって更に書き込む

返信やリアクションがないと

イライラして落ち着かない

 

さらに

 

『~してくれなかった』

『~してくれない』

 

という「くれない」という言葉が

頭や心に浮かんで消えない。

 

そんなあなたは、

ひょっとするとコミュニケーション依存症か
つながり依存症の可能性があります。

 

あるいはインターネット中毒や

SNS中毒になっていませんか?


依存を作るのは

依存心。

 

依存心とは

他人に頼る気持ちのことです。

 

中毒とは

毒物の作用によって

生体が機能障害を起すこと。

インターネットやSNSに依存しすぎると

毒物のように人間の脳や感情を蝕みます。

 

認知・思考・判断・行動が歪むので

こんな言葉が使われています。

 

依存症や中毒。

もちろん良い言葉ではありません。

 

日本人は依存心の強い人が多いので

これらを理解して解決しないといけません。

 

過度のスマホやSNS依存症は

コミュニケーショントラブルの

原因だけではなく

言語障害や記憶力低下などを伴う

「デジタル認知症」につながります。

 

以下は医療ニュースからの抜粋です。

(参考 https://medical.jiji.com/topics/168

 

デジタル機器に没入することで

勉強や仕事はもちろん、睡眠や食事の時間が削られて

学業成績や仕事の能率などが下がるだけでなく、

精神面や健康にも多大な影響を及ぼし、

自分の頭で記憶したり、考えたりしなくなって

認知機能が低下することも考えられる。

 

さらに依存症が重症化すると

脳内でドーパミンなどの快楽ホルモンが過度に分泌。

 

その結果、脳内物質のバランスが崩れて

神経細胞が死滅し、脳に回復困難なダメージを与えて

認知症に近い症状を引き起こす、という研究報告もある

 

SNS依存症に陥っている人の傾向は

四六時中書き込みをします。

やたらめったらFBやラインで

多くの人とつながりメッセージを送ります。

 

ところが

自分にとって不快なことや悪いことがあると

自分と向き合わず

自分を振り返ることもできず

原因を外部に探し、他人を責め始めます。

 

感情的な発言は

誰でも文章は不完全で論理的に書けません。

 

そういう書き込みは

既読スルーされたり、返事がこなかったり

会話はかみ合わず、反応しにくいので

どんどんコミュニケーションは悪化します。

 

どんどんどんどん

不安や恐怖心は大きくなり

内容も同じことの繰り返し。

 

執拗に過去にこだわり続け

一方的に他者を疑い責め続けます。

 

そして

自分は悪くないのに・・・とか

頑張っているのに報われない自分アピールが多くなり

自己憐憫ループの迷宮の中に閉じ込められます。

 

このことをブログに書くまで躊躇しましたが

依存症や中毒の問題は

全員で向き合うべき日本人の大きな問題です。

当然日本人である私自身の問題でもあります。

 

仕事依存も根本は同じです。

思い出すと

私は過去にワーカホリック:仕事依存でしたから

よく理解できます。

 

老人でもないのに

認知機能が落ちるなんて・・・・ゲロゲロです。

 

皆さんも

デジタル認知症なりたくないですよね?
 

とりあえず 以下にリンクした

ネット依存症チェック やってみては?

 


依存症や中毒。

 

数年前

一時、アメーバ ピグ中毒になり

課金までして夢中になっておりました。
 

とほほほ・・・。