「違いを理解し、歩みよる」広島原爆の日の言葉 | 桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

★職業:講師 ★専門:ストレスマネジメント アンガーマネジメント コミュニケーション危機管理 ★特徴:「あたま・こころ・からだ」をととのえる ★㈱コミュニケーション・デザイン結 代表


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核の被害の大きさを知っているのは

日本だけです。

 

今日は広島に原爆が落ちた日です。

 

平和とは逆の方向に世界は向かっている中

広島市長と子どもたちの言葉は

今回は強く心に残りました。

 

市長はガンジーの言葉を引用していました。

 

「不寛容は、

それ自体が暴力の一形態であり、

真の民主主義精神の成長にとって

障害となる。」

 

それに加え

子どもたちは、わかりやすい言葉で

私達が具体的に何をすべきかを

訴えていました。

 

「違いを理解し

歩みより未来を変える」

 

聴いていて恥ずかしくなりました。

大人がやっていることは

不寛容で、違いを憎み

過去を恨み続け、許さない。

 

こう書くと

それは他の国のことだと思うかもしれませんが

日本は江戸時代まで仇討ちを認めていた国です。

ワイドショーでもニュースでも

感情的なアピールをします。

 

私達は表面的には寛容なふりをして

心の中は不寛容で

わかりにくい言葉で誤魔化し

抽象的なことしか言わない部分ありませんか?

 

 

ネガティブな感情からの言動は

何も解決できませんが

心の底のネガティブな感情と向き合わず

逃げてばかりいることも

良いことではないように思います・・・。

 

 

この歳になって

ようやく広島の声に耳を傾けることが

やっと出来ました。

 

今までは、重く感じすぎて

きちんと特集番組も見たことがありません。

 

息子とNHKの特集を見て

二人で話し合いました。

 

番組を見て心が張り割かれる思いがして

二人で泣きました・・・。